Wahoo Japanは3月21日、GPSサイクルコンピューターにANT+ LEVでの通信機能を実装した。同プロトコルを採用するEバイクと接続し、各種情報をELEMNTに表示することが可能となった。
(ジョージア州アトランタ-2020年3月10日)– GPSサイクルコンピューターとスマートトレーニング製品のグローバルリーダーであるWahoo Fitnessは10日、ELEMNTファームウェアの新しいアップデートを発表しました。この更新により、ユーザーはELEMNT GPSサイクルコンピューター(ELEMNT、ELEMNT BOLT、およびELEMNT ROAM。以下、ELEMNT。)を、ANT+ LEV通信に対応したe-バイクと接続することができます。
LEVはLight Electric Vehiclesの略称で、軽量な電動車両全般を指す用語。ANT+ LEVプロトコルは、ANT+に規定されているデバイスプロファイルの一つであり、現在の速度、走行距離、バッテリー残量と範囲、現在の状態などさまざまな情報を車両側から表示デバイスに提供する。ANT+ LEVに対応したデバイスは、これらの情報をユーザーに伝えるために使用される。
現時点でELEMNTとの接続確認が取れているブランド、機種は以下の通り。
SPECIALIZED
ANT+通信を備える全ての 2019、 2020年モデルのTurbo Bikes(CREO SL、LEVO SL)
GIANT
ANT+通信を備える2020年モデルのeMTB(TRANCE E+ PRO、FATHOM E+ PRO)
今回の更新により、ライド情報の記録、GPSナビゲーション、およびe-バイクの車両情報が一つの表示デバイスで利用可能になる。
公式サイト:jp.wahoofitness.com