幕張メッセで開催された、サイクルモードインターナショナル2019(2019年11月2~4日)。YPJブースでは、市販車の展示や試乗だけでなく、コンセプトE-Bike「YPJ-MTBフルサスコンセプト」が展示されていた。YPJ-MTBフルサスコンセプトは、東京モーターショー2019で公開されていた「YPJ-YZ」を受け継ぐ、フルサスペンションE-MTBだ。
公開されていたのはエンデューロタイプと、オールマウンテンタイプの2モデル。エンデューロタイプは完成車状態で公開されていた。
YPJ-YZの特徴でもある、セミダブルクレードルフレームを連想させるフレームデザインは、YPJ-MTBフルサスコンセプトでも採用している。東京モーターショーで展示されていたYPJ-YZは、やや見えにくい場所にあったが、サイクルモードでは見やすい場所で見ることができたため、間近でじっくりと観察できた。
もう1つの、YPJ-MTBフルサスコンセプト(オールマウンテンタイプ)は、フレーム状態で展示。リアサスペンションのリンク機構がエンデューロタイプと違うのがわかるだろう。
現時点でYPJ-MTBフルサスコンセプトが発売されるかは不明だが、発売されたらE-MTBの流れを変える可能性があるだろう。