バイク用品やランブレッタ、FANTICのオートバイの輸入を行っているサインハウスは、サイクルモード2019で、3台のFANTICブランドのE-Bikeを出展した。
オフロード・モーターサイクルのように前輪が29インチの大径ホイールに、後輪が27.5インチの小径ホイールの前後異径タイヤを採用したE-MTB「XF1 INTEGRA 160」には2種類のモデルが用意。カーボンフレームの「XF1 INTEGRA 160 Carbon」は、36V・630WのバッテリーとRockshox Lyric RC+160ミリトラベルフロントフォークを搭載。コンポーネントはSRAM GX、ブレーキはSRAM CODE油圧ディスクブレーキ。予定価格は820,000円(税抜)。
アルミフレーム版の「XF1 INTEGRA 160」は、36V・630WのバッテリーとRockshox Yari+160ミリトラベルフロントフォークに、SRAM NXコンポーネント、ブレーキはSRAM GUIDE油圧ディスクブレーキを搭載した。予定価格は560,000円(税抜)。
トレッキングバイクのLIVINGは、27.5×2.8インチの36V・630WのバッテリーとSR SUNTOUR XCR 100ミリトラベルフロントフォークに、SRAM SX Eagleコンポーネント、ブレーキはSRAM Level2油圧ディスクブレーキを搭載した。予定価格は420,000円(税抜)。ドライブユニットは全車にBrose社のSシリーズを搭載。最高出力250W、最大トルク90Nmとオフロードコースでも対応できる高トルクを実現している。
サインハウスがFANTICのE-Bikeを輸入したのは、既にFANTICブランドのオートバイを輸入しており、その流れとして輸入したとのこと。公道走行不可のE-Bikeなのは、モトクロスライダーの練習で使うのを想定しているのもあるようだ。しかし、公道仕様の要望があれば、ドライブユニット製造会社の「Brose」に要望し、公道仕様を作りたいと語っていた。また、仮に公道仕様を発売する際、価格に関しては同価格で行いたいとの事だ。