ロードバイクに砂利道走行の走破性を加えた物として有名なグラベルロード。多くのグラベルロードには、グラベルライドの走破性に加えただけでなく、泥除けや荷台も装着でき、スポーティなツーリング用自転車として購入する人もいる。そんな中、グラベルロードバイクのデザインを活用し、現代的なツーリング用自転車を作る所が登場している。
アメリカの自転車ブランド「BREEZER」のツーリングバイク「DOPPLER」シリーズは、泥除けなどを装備したツーリング用自転車だ。しかし、古典的なランドナーとは違い650Bホイールにロードプラス規格のタイヤ、前後スルーアクスル、ディスクブレーキを採用し、現代的な佇まいとなっている。
2020年モデルのDOPPLERシリーズには、通常モデルにハブダイナモライトが装着された「DOPPLER PRO+」「DOPPLER CAFÉ+」が新たに加わった。
DOPPLER PRO+は、DOPPLER PRO(¥168,000(税別))にヘッドライトは Axa Blueline 50 lux。テールライトにAXA Retroを採用したハブダイナモモデル。価格は¥188,000(税別)。
DOPPLER CAFÉ+はDOPPLER CAFÉ(¥128,000(税別))に、フロントライトにBusch & Muller IQ-XS, 70luxを搭載。カタログにはテールライトにAXA Retroもあると表記されている。価格は¥155,000(税別)。
ハブダイナモライトが搭載された+シリーズは、ロングライドや日常使いを行う人にとってはお買い得だろう。ハブダイナモライトは、ハブダイナモホイールとライトが高価なので、最初から装着したモデルを買ったほうがお買い得だ。また、スルーアクスル規格のハブダイナモホイールは、完組みタイプが殆どないため簡単に購入できない。そのうちハブダイナモライトを装着したいと思うのなら、最初からハブダイナモライト付きモデルを購入するのが良いだろう。