ロードレース等の自転車競技で使われている足を固定する「ビンディングペダル」。今ではレースだけでなく、一般公道を走行するサイクリングでも使う人が多い。筆者は、脱着時を頻繁に行う必要がある公道で、ビンディングペダルを使うのは疑問に思っているので、ビンディングペダルは使わないだろう。足を固定するリスクがあるビンディングペダルだが、足を固定する事で、ペダルを回す時に余計な事を考えず綺麗に回すことができる利点も持っている。
今回、注目したペダルは「magped」。このペダルが従来のビンディングペダルと違うのは、マグネットでペダルと靴を固定する方式を採用している所。従来のビンディングペダルよりも、安全に使いやすく、”固定されている”という不安を感じることなく、”固定されている”メリットを享受できるペダルとのこと。
ペダルに装着されているマグネットは、固定力が違うのを選ぶことができる。体重が重い人や競技で使う人の場合、固定力が強力なマグネットがついたのを選べば良いようだ。ペダル装着用マグネットを別売りにして、自分好みで変える事ができれば面白いだろう。
Magpedは片方にマグネットがついたSportと、両方にマグネットがついたEnduroの2つが用意されている。対応シューズはSPD(2穴)用でソールの厚さが薄手~中厚程度。価格は以下の通り。
Sport
- ¥10,600/100N(体重65kg以下)
- ¥11,200/150N(体重65~90kg)
- ¥12,200/200N(体重75kg以上と競技ユーザー)
Enduro
- ¥16,800/150N(体重80kg以下)
- ¥17,800/200N(体重75kg以上)
(共に税別)