自転車に乗ることを想定した機能と、街に溶け込むデザインを両立させたファッションブランドとして有名なnarifuri。その中でも「Charifuri」はnarifuriの自転車部門を担っている。自転車や自転車パーツの販売からメンテナンス、イベントまで行っている。そんなCharifuriから、オリジナルフレーム「CF01」が登場した。
CF01はグラベルロードタイプのフレーム。このフレームの一番の特徴は右側のチェーンステーに「エレベーテッドチェーンステー」を採用した所だ。エレベーテッドチェーンステーは、80~90年代前半にMTBで流行したチェーンステー。チェーンステーをチェーンを跨ぐような形にすることで、チェーン暴れのトラブルを回避する構造。また、この仕様を採用したことにより、ベルトドライブの装着も容易になった。
グラベルロードの特徴とも言える多様性だが、CF01も多様性を持たせている。フレームは700×42Cの太いタイヤを装着しても、フルフェンダーが装備できる。フロントフォークにはキャリアが装着可能。また、このようなグラベルロードでは珍しいセンタースタンド台座も用意されているので、お洒落なコミューターバイクを作ることができる。
リアエンド幅は130mm/135mmの2種類から選択できる。スライド式のエンド構造との組み合わせでシングルスピード・外装変速機・内装変速機と幅広い変速機に対応した。
ブレーキはディスクブレーキだけでなく、カンチブレーキ/Vブレーキが装着できる台座も用意されている。これにより、キャリパーブレーキ仕様のロードバイクホイールも装着でき、家にある余った部品で一台組めることも可能だ。ディスクブレーキの場合は700C・650Bの2種類、カンチブレーキ/Vブレーキの場合は700Cのみの対応。
カラーはクリア(ロウフィニッシュ)、クリアブラック、クリアネイビー、クリアカーキの4色。クリアのみ初回ロット限定カラーとなるため少量生産となる。重量はフレームセット(フォーク含む)で約3.8kg フレームのみで約2.65kg(サイズは525ミリSサイズ)。2019年6月28日(金)12:00 より発売開始。価格は各色¥90,000(税別)