兵庫県富岡市にあるアップかんなべスキー場に「UP MTB PARK IN KANNABE」が登場する。6月22日(土)に プレオープンし、7月13日(土)に グランドオープンする。営業期間は、6/22(土)~11/4(月・祝)の土日祝。また、7/20(土)~9/1(日)の夏休み期間は平日の営業も行う。
関西はマウンテンバイクで走行できる専用の場所が少ない。ベテランの上級者の方は箕面山や六甲山などの山道で楽しんでいるが、ビギナーがいきなり専用コースではない一般の登山道でトライするのは難しい。また、関東や中部エリアに存在する、管理された有料のフィールドは、関西エリアにはとても少ない。特にリフトなどの搬送システムが備わったフィールドが無く「マウンテンバイクの輪を広げるためにも関西にもリフト付きのフィールドが欲しい」との想いを込めてプロMTBライダーの阿藤 寛氏が立ち上がった。
阿藤氏は、この考え方に共感を示したアップかんなべスキー場と合同で、「関西で唯一のリフト付きマウンテンバイクフィールドをつくりたい!」というクラウドファンディングを企画。コース造成費等の調達を目的に、2019年3月22日から4月19日にかけて出資者を募集し、584人の賛同を得て、目標400万円のところ、539万5,500円もの出資が集まった。6月上旬現在、コースの造成は内外のマウンテンバイクコースを知り尽くした阿藤 寛氏指揮のもと順調に進み、自転車が搬送できるリフトの製作と国土交通省の近畿運輸局の許可も5月30日に下りている。
マウンテンバイクのコースは
- 初級コース 約1.7km
- 初級~中級コース 約1.3km
- 上級コース 約1.7km
- eMTB専用コース(現在造成中) 約1.3km
- スキルアップエリア(初心者でも段差やアップダウンを楽しめる「パンプトラック」常設)
の5コースのバリエーションを用意。これからマウンテンバイクにチャンレンジする人、さらなる上達をしたいビギナーの人には安全にMTB初体験とスキルアップができる場になる。内外のコースを知り尽くしたプロライダー 阿藤 寛氏が作った上級コースは経験者の方にとっても新しい感覚やテクニックの発見があり、どんな層の人にも楽しんでもらえるMTBフィールドとのこと。
利用券料金(1日券・リフト券込み)は以下の通りとなる。
- 大人:3,500円(保険料別)
- 子供:3,000円(保険料別)
また、初めての方が、手ぶらで来ても楽しめるようにレンタル品も用意している。S、Mの両サイズの本格大人用フルサスペンションマウンテンバイクに、軽快な取り回しができるダートジャンプタイプのマウンテンバイクだけでなく、本格派キッズマウンテンバイクとビギナー向きのキッズバイクの二通り(合計3サイズ)と、最新鋭機を合計25台用意。フルフェイスヘルメット、ゴーグル、グロープ、プロテクターもレンタルしているので、手ぶらで楽しめる。
レンタル料金(1日/半日/1日・用具フルセット込み)は以下の通り
- フルサスペンションバイク:7,000円/ – /11,000円
- ダートジャンプバイク :4,000円/3,000円/ 8,000円
- キッズマウンテンバイク :4,000円/3,000円/ 7,000円
- キッズバイク :3,000円/2,000円/ 6,000円
「UP MTB PARK IN KANNABE」=アップかんなべスキー場は、北近畿豊岡自動車道・日高神鍋高原ICから約15分というアクセス。車で大阪・神戸から約2時間。京都からも2時間半で日帰りも可能。また、アップかんなべでは、熱気球体験、スキー・スノーボードのサマーゲレンデ、グラススキーやマウンテンボードなど、様々な夏営業を行っている。( http://www.kannabe.co.jp )また周辺には竹野浜海水浴場、城崎温泉、出石、竹田城址など観光スポットが多い。宿泊施設もグランピング施設「Kannabe 5 sense」や神鍋高原キャンプ場、神鍋旅館街があります。隣接の道の駅かんなべには「神鍋温泉ゆとろぎ」もある。