BESV JAPANは2019年6月6日に3台のE-Bikeを発表した。今回はミニベロE-Bike「PS」シリーズのフォールディングバイク版「PSF1」を紹介する。
BESV・PSシリーズと言えば、フレームとバッテリーのデザインを一体にしたのが特徴のE-Bike。日本ではカーボンフレームの「PS1」とアルミフレームの「PSA1」がラインナップされている。今回登場したPSF1は、PSシリーズでは初めての折りたたみ仕様だ。
PSF1の車体デザインは、今までのPSシリーズと同じくフレームとバッテリーのデザインを一体化したデザインとなっている。カラーリングはゴールドとグレーブルーの2色を用意した。フロントフォークやハンドルポストは折りたたみタイプを採用。乗車姿勢は、ハンドルが高くアップライトな乗車姿勢となっている。この乗車姿勢はPSシリーズに共通している物だ。
ハンドルには、アシスト関連の操作ができるスイッチに、スマートフォン連携・USB給電ができる小型ディスプレイを装備している。
アシストユニットはリアインホイールモータータイプ。アシストセッティングは、PSA1と同じセッティングを採用しているとのこと。PS1よりも発進・加速時のアシストをマイルドにし扱いやすくしたセッティングで、幅広いユーザーに合わせている。バッテリー容量は36V×10.5Ah/378whで、充電時間は約4.5時間。
PSF1の折りたたみ方法
PSF1の折りたたみ方は、フロントフォーク、ハンドルステムとリアスイングアームを折りたたむ方式となっている。これにより、PSシリーズのアイデンティティとも言えるデザイン性と折りたたみ性能を両立した。折りたたみ状態の自立に関しては、リアスイングアームに装着している折りたたみ用スタンドを使用する。
車体重量は18.3㎏(バッテリー重量2.1㎏)と重いので、頻繁な輪行を行うのは不向きだが、オプションでキャスター付きリアキャリアや泥除けも用意されており、転がし移動もできる。マンション等の集合住宅に入れる時に役に立つだろう。
折りたたみサイズはW84×H77×D44cm。参考として、ブリヂストンサイクル Cylva F6Fが83.5×72.5×44cmなのを考えると、デザイン性と折りたたみ性能を重視した折りたたみ自転車としては悪くない数値だろう。
また、BESV JAPANはPSF1発売記念に<のん×PSF1>キャンペーンを実施する。7月1日の予約開始から、全国のBESV正規ディーラーにてeフォールディングBike「PSF1」をご予約いただいた人の中で、先着100名様に専用のソフトキャリーケースをプレゼントする。
BESV PSF1のスペック
- カラー:Gold (ゴールド)/ Gray Blue(グレーブルー)
- 価格:245,000円(税抜)
- フレーム:アルミフレーム
- 重量:18.3kg
- バッテリー:36V×10.5Ah(充電時間約4.5時間)/378wh
- ギア:SHIMANO Altus 7speed
- ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
- 走行可能距離:最長約95km
- アシストモード:3アシストモード+スマートモード
- 折り畳み時サイズ:W840×H770×D440 mm