2018年4月に登場した新興自転車ブランドのPep Cycles。最初に登場した「NS-D1」は、650Bホイールとドロップハンドルを採用したシングルスピードのグラベルロードで、カスタマイズを楽しめる自転車として有名だ。そんなNS-D1も完売し、新たにNS-S1が登場した。
NS-S1の一番の特徴といえばハンドルバーだ。NS-D1ではドロップバーが採用されていたが、NS-S1ではグラベルバイクにも使われているスワローバーを採用。このようなハンドルをドロップハンドル用フレームに装着すると、長時間乗ると窮屈な乗車姿勢になりやすい。
しかしNS-S1では街乗りがメインなのを考えると悪くないチョイスだろう。気になるのは、ハンドルバーのライズ、バックスイープの数字が書いていないこと。別のスワローバーやトレッキングハンドルに交換する場合の参考になるからだ。
ブレーキ本体はマウンテンバイク用のシマノ・M375から、ロードバイク用のシマノ・R317に変更された。これによりドロップハンドル化も容易に行うことが可能となった。チェーンリングも42Tのナローワイドチェーンリングに変更し、チェーン落ち対策も行っている。フレームもエンド部分やトップチューブの肉厚が少し薄くなる等変更があるようだ。価格は105,000円(税抜き)