グラベルロードバイクブームで各社、様々なグラベルロードを出している。キャノンデールにはSLATEというグラベルロードがあるが、既存のグラベルロードに拘らない設計を採用していることで知られている。
そんなキャノンデールから、新たにTopstoneというグラベルロードが登場するようだ。今回はTopstoneを簡単に解説し、Slateと比較してみる。
Cannondale Topstoneを解説
アルミ素材を採用したフレームは、最大42mm 幅のタイヤまで対応するクリアランス。乗車姿勢はキャノンデールのエンデュランスロー「シナプス」と同じスタック&リーチを採用し、スポーティなロードバイクポジションとなっている。グラベルロードの中でもロードバイク寄りの設計だ。3 本のボトルを装備できるマウントに加え、トップチューブストレージ用マウント採用し、実用性もある。
フロントフォークは、Topstone 全モデルにフルカーボンフォークを採用。前後とも12mm スルーアクスルを装備している。
ブレーキはディスクブレーキを採用。Apex1と105仕様は、油圧ブレーキを搭載している。Apex 1はSRAM Apex1 HRD。 105仕様はShimano 105油圧ディスクブレーキだ。
また、グラベルライドでもで安定性を重視したフレア型ハンドルと、軽く走れるようにワイドギアを全モデル標準装備している。
Cannondale Slateとの違い
Cannondaleのグラベルロードといえば、独創的なグラベルロード「SLATE」を思い浮かべる人もいるだろう。
SLATEはカーボン製の片持ち式フロントサスペンションに、700Cよりも少し小さい650Bホイールを装備した。700Cホイールや荷台・泥除けを装着するのは想定されていない。
一方、Topstoneは様々なタイヤが選べる700Cホイールを採用し、荷台を装着するための台座もある。フロントフォークのサスペンションが無いリジッド仕様で汎用性も持っている。価格も115,000円(Topstone Sora)~220,000円(Topstone Apex1)と、SLATEよりも低価格で購入できるのも特徴だ。