ルノー・ライトシリーズで知られているGicは、かつてルノーブランドでマグネシウムフレームの折り畳み自転車を製造していた。ルノーブランドでは14インチモデルのマグネシウム6と16インチモデルのマグネシウム8があった。
ルノーマグネシウムシリーズはマグネシウム素材の入手が難しいため、販売していなかった時もあったが、新たにブランドを変えて復活するようだ。今回のマグネシウムフレーム折り畳み自転車は、ルノーブランドではなく専用ブランドで売り出すととのこと。ヨコハマ・サイクルスタイル2018では公開されており、フレームにはMAGICとブランド名が書いてあった。
MAGICには、かつてルノーブランドで販売していた14インチ、16インチモデルが展示してあったが、今回筆者が注目するのは20インチモデル。マグネシウムシリーズ初の20インチモデルで、話を聞いたところ、目標価格10万円以下・目標車体重量8kg台を予定している。フレームにフロントディレーラーハンガーを装備しており、拡張性もあるようだ。
20インチ折りたたみ自転車で車体重量8kg台を達成した自転車といえば、Dahon Mu SLXだろう。アルミフレームを採用し軽量パーツを装着することで、車体重量8.6kgを達成した。車体価格は¥192,000(税別)と高価だ。MAGICシリーズがどこまで有名ブランドの超軽量折りたたみ自転車に食い込めるのか注目だ。