車体後部が通常の自転車よりも長いロングテールバイクは、自動車と同じくらい荷物を積むことができる。欠点は車体が非常に長いため置き場所に困る所だ。ビッグスクーター並みに全長が長いロングテールバイクは、家の室内に置いたり、自動車の車内に置くのは非常に難しい。
Tern Cargo Nodeは、車体全長が長い問題を折り畳み機構を使うことで問題を解決させた1台だ。ロングテールバイクの第一人者でもあるXtraCycleとのコラボレーションモデルとして知られているCargo Nodeは、ロングテールバイクと折り畳み自転車を組み合わせた自転車。折り畳み自転車ながらカーゴバイク並みの荷物を積むことができる。メーカー公式サイトを見ると人間の重量は105kgまで、荷物と人間の重量を合わせた場合160kgまで対応しているとのこと。
出典:Cargo Node | Tern Folding Bikes | Worldwide
従来のカーゴバイクではできなかった室内や車内に置くのも、Cargo Nodeなら折り畳みをすれば可能だろう。車体重量は24.5kgと流石に重い。
Tern Cargo Nodeは残念ながら日本未発売。日本では、24インチホイールを採用した折り畳み自転車の「Node」は廉価版のNode C8のみ販売されている。