日本で売られているDAHONには、アキボウ取扱のDAHONと武田産業・シナネンサイクル取扱のDAHONインターナショナルの2種類がある。アキボウ取扱のDAHONは、日本市場向けの専用モデルが多く、HorizeやSpeed Falcoなどの特徴的なモデルが多いのに対し、DAHONインターナショナルは、汎用性が高いモデルが多かったが、2018年度モデルから中価格のドロップハンドルモデル「Visc Pro」などが登場した。
Dahon Internatiolには、似たような名前がついているが実際には違う設計のモデルが存在する。Speedシリーズは、アキボウ取扱モデル「Speed Falco」は、20インチの中でも車輪径が大きくタイヤが細い451規格を採用し、舗装路のスピード走行に振ったモデルとなっている。
一方、Dahon Internationalの「Speed D8 Street」は、20インチの中では車輪径が小さいが、太いタイヤが多くある406規格を採用。標準装備されているタイヤは2インチとマウンテンバイク並の太さだ。
http://dahon-intl.jp/products_2018/speed_d8.html
アキボウ取扱のDahonで似たモデルといえばHorizeがある。Horizeとの違いは、Horizeはアルミフレームで汎用性が高い規格を採用し、ディスクブレーキ化などのカスタムが容易なのに対して、Speed D8 Streetはフレーム素材がクロモリで前輪ハブの規格が折りたたみ自転車用で、ディスクブレーキ化ができない等Horizeと比較するとカスタムしにくいことだろう。