ルノーウルトラライト7のフレームは低価格版と同じグレードという驚愕の事実

実売価格5万円クラスで重量7.4kgと軽量な14インチ折りたたみ自転車として知られるルノーウルトラライト7。個人的に興味があり横浜のインポートバイシクルファクトリーで、低価格版のライト8と見比べたり、店員と軽く話をした。

ウルトラライト7の重量は7.4kgなのに対し、ライト8の重量は8.3kgと約1kgの差がある。折りたたんだ状態で実際に持ち上げてみると、ウルトラライト7は軽いと思うのに対してライト8は重いと感じてしまう。店員の話によると、ウルトラライト7はライト8よりも軽い部品を採用して1kg近くの軽量化を行っているが、フレームは基本的には同じと言っていたので驚いた。(折り畳みサイズはライト8のほうが若干長いが基本的には同じとのこと)

ルノー・ウルトラライト7は、公式Webサイトで車体を分解し部品ごとの重量を公開している。

http://www.gic-bike.com/information/2016/ultra_light7_parts.html

公式によれば、ウルトラライト7のアルミ製フレームの重量は1765g。かつて売られていたFIAT AL-FDB140(恐らくDAHON OEMモデル?)のフレーム重量が1730gとのことなので、フレームに関しては、前モデルと比較してそれほど軽量化を行っているわけではないみたいだ。

https://blogs.yahoo.co.jp/potaling/archive/2013/02/19

因みにトレンクルとFIAT AL-FDB140のフレームセットを比較したブログを読むと、フロントフォーク、純正ヘッドパーツと純正折りたたみ金具がセットになった状態では、ハイテンフォークのトレンクル7500と72g差、カーボンフォークのトレンクル6500と比較して308gの差とのことなので、ポテンシャルは高いようだ。

https://blogs.yahoo.co.jp/potaling/63465817.html

ルノー・ウルトラライト7とライト8を比較する時は、実際に車体を持ち上げて1kgの差を確認するべきだ。この手の折り畳み自転車は持ち運びを日頃から行うための自転車なので、1kgの差は非常に大きい。重量をあまり気にしない自分さえ、重量1kgの差は大きく感じた。もし自分がウルトラライト7かライト8のどちらかを買うのなら、多少高価でもウルトラライト7を買うだろう。

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