ライトウェイブランドの定番クロスバイク「シェファードシティ」は、2018年モデルから「シェファード」と名前を変えて、街乗りクロスバイクとして生まれ変わった。
アルミ素材を採用したフレームは従来と変わらないが、フレーム形状はトップチューブが地面と平行でトラディショナルなスタイルとなっている。
一番の特徴は、フレームサイズにより車輪径も違う所だろう。車輪径は150-160cmは24インチ、160-170cmは26インチ、170-180cmは700Cとなっている。因みに殆どのサイトでは24インチと26インチの規格が書いていないが、カタログでは24×1.5インチ、26×1.5インチで恐らくHE規格と思われるが要確認。700Cの場合は38Cとなっていて、舗装路でスピードを出すよりは、段差にある程度対応していて街乗りも走りやすいだろう。
脚の長さは身長によって違いクランク長も複数の長さがあるのが一般的だ。しかし、安価な自転車では漕ぐ時に重要視されるクランク長もシェファードではサイズによって違う。24インチでは160ミリ、26インチでは165ミリ、700Cでは175ミリと小さいサイズでは、短いクランク長が採用されている。注目する所は一番小さいサイズのクランク長160ミリ。どんな小さいサイズの自転車でもクランク長165ミリが一般的なのに、160ミリを採用しているのは非常に珍しい。
街乗りクロスバイクのためセンタースタンドが標準装備されているが、興味深いのがスマートフォンホルダーも標準装備でついてくるということ。MINOURAのように本格的なものではなく、写真を見る限りではシリコンバンドを使用するタイプだが、あるのならそれなりに役に立つのではないかと思う。