小径折りたたみ自転車は通常のミニベロよりも走りが劣る理由

世の中では、よく折りたたみ機構がついた折りたたみ自転車と、折りたたみ機構がない小径車と走行性能を同じに考えて論じる人がいるが、折りたたみ自転車と小径車の走行性能はまったく違う。

自分は買い物用小径車のAsama Betaを持っている。20インチ7段変速で、フレームデザインはルイガノMV1風で4万円クラスの小径車だ。

自分はAsama Betaで、伊勢神宮、焼津、静岡を走ったことがあり、1日80-100キロを走ったことがあるがギア比が低いのと乗り心地が硬いぐらいで、特に不満はなかった。

一方、折りたたみ自転車のLunk N8は、幕張からサイクリングロードを経由して銚子に行く約100キロのコースを走り、次の日に霞ヶ浦を走る計画を立てたことがある。

この時、ゴール地点の銚子まで残り30キロほどで走るのが嫌になり、霞ヶ浦を走る気が起きず電車で浜松町まで戻り、伊豆大島を走ることにした。

4万円クラスの小径車は7万円クラスの小径折りたたみ自転車より走りが良いという事例だが、なぜこのようなことが起こったのか。

折りたたみ自転車のLink N8の場合、元気がある時は走りが良いと思ったのに対して、元気がない時はペダルを踏んでも走らなく感じ力が逃げているようにも思えた。恐らくフレームの設計なのではないかと思う。

実例から学ぶ自転車の走りはフレームで決まる理由

いくら、今の折りたたみ自転車が良いと言われていても、折りたたみ機構をつけないといけない折りたたみ自転車は、折りたたみ機構で重量が増したり、剛性が下がる恐れを考えたら、走りを重視するのならできるだけ試乗したり、折りたたみ自転車を買うのはやめたほうがいい。

ただ、折りたたみ自転車は折りたたみ機構があるおかげで、行動範囲が広がる。折りたたみ自転車は車載や輪行がしやすいため、よくできた折りたたみ自転車は日常生活や旅行などで役に立つ。これがあるから自分は折りたたみ自転車を持っているのだ。

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