エントリーモデルのスポーツサイクルにはコスト削減のために、テクトロやプロマックスなど、シマノ製ではないブレーキを装着するのが一般的となっている。一般的には、テクトロやプロマックス製のブレーキはシマノ製よりも効きが悪いと言われているが、どのような所に違いがあるのか
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上記のブログではシマノのロングアーチキャリパーブレーキとテクトロ製のキャリパーブレーキの比較を行っている。写真や記事を見て明確にわかるのがピボットからワイヤー固定部分までの距離が違うこと。シマノもテクトロもピボットからシューまでの距離は同じとなっているので、キャリパーのみのレバー比を適正にしているのではないかとのこと。
シマノの場合はロングアーチ用に距離を長くし適正化しているのに対して、テクトロは単純にシュー固定部分を下に延長してロングアーチ化をしたという適当さに驚かされた。因みに、ブログを見ると、テクトロからシマノのブレーキに交換したら、制動力が大きく向上しているのが分かったようだ。
低価格の商品をよく見ると適当な設計を行っている部品がある。今回のロードバイク用ロングアーチキャリパーブレーキはその一例だろう。