ロードバイクからマウンテンバイクまでタイヤの幅が段々と太くなっている。ロードバイクの世界では従来よりも少し太い25ミリや28ミリタイヤが注目されたり、タイヤが太くダートも走れるグラベルロードが登場している。
マウンテンバイクの世界ではファットバイクが登場し、マウンテンバイクとファットバイクの中間のタイヤ幅を採用したセミファットタイヤも出ている。
セミファットバイクも安価なモデルが出ていて人によっては、街乗りからダードまで幅広い使い方を使用と思う人もいると思う。
自分が試乗した限りでは、セミファットバイクは、オフロードではグリップ力が高く。安心感が高かった。それなら舗装路ならどうなのか。
JAMISの試乗会で、セミファットバイクのDRAGON SLAYERに乗ったことがある。舗装路では走りは重かった。個人的には舗装路で太いタイヤを履きたいのなら2インチぐらいが限界なのではないかと思った。
個人的にはセミファットバイクは街乗りには向かないと思う。従来のマウンテンバイクよりも太いタイヤ幅は、オンロード走行よりも、オフロード走行をするのが向いている。
また、セミファットバイクのタイヤはラインナップが少なく高価だ。よっぽどのことがない限り、マウンテンバイクで街乗りしたいのなら従来のマウンテンバイクのほうが良いだろう。