サイクルモード2016に展示してあった、SENAスマートサイクリングヘルメットは、従来の自転車用ヘルメットには無い機能が多く装備されている。通常の自転車用ヘルメットで付加価値を付けるのなら、デザインや軽量を重視したものが殆どだったがSENA スマートサイクリングヘルメットは電子機器をヘルメットに装着し付加価値を高めている。
SENAスマートサイクリングヘルメットには、Bluetooth4.1技術を採用したインターコムシステムが搭載されている。スマートフォンと接続することが可能で最大4人の人とと同時に話すことが可能とのこと。また音楽や、電話の着信、アプリのデータをスピーカーから聞くことができるようだ。
ヘルメットの前方中央にはカメラがあり動画を撮ることができる。QHD(1440p)、FHD(1080p)の画質で約2時間の録画ができるようだ。
スマートフォンとの連携機能を装備しており、アプリを入れればヘルメットの設定を行うことができる。オプションとして、Bluetooth Handlebar Remoteという、ハンドル装着用のユニットがあり、グローブをはめても、ヘルメットの操作が手元で可能になる。
http://senabluetooth.jp/message/sch.html
予想よりも軽いヘルメット。ただ、破損時の対応は欲しいところ
サイクルモードではヘルメットを被ることができたため、被ってみたが、普通の自転車用のヘルメットの感覚で被れた。重量はOGK FM-8と同じぐらいのようで、個人的には重く無いと思った。
気になるのは破損時の対応。Bluetooth機器と一体になっているため、転倒などで破損した時、ヘルメット部分のみ壊れたら、安価に交換できるようにする交換プログラムはあったほうがいいかもしれない。また、ヘルメットのデザインや形状に合わない人のためにBluetooth部分のみ販売するのも良いのでは無いかと思う。