14インチ折りたたみ自転車で、有名なモデルの1つがRENAULT ULTRA LIGHT7。車体重量7.4kgと軽量ながら税抜き価格6万円と安価に買え、有名な自転車で知られている。
RENAULT ULTRA LIGHT7のライバルの1つと言えば、DAHON DOVEだろう。
DOVEは2017年モデルから正式ラインナップで登場した14インチ折りたたみ自転車で、車体価格は税抜き価格で51,000円とULTRA LIGHT 7よりも安い。その一方で車体重量は8.8kgと重い。車体は軽いが値段は高いULTRA LIGHT 7と、車体は重いが値段は安いDAHON DOVE。値段以外に何が違うのかをまとめてみた。
折りたたみサイズの違い
RENAULT ULTRA LIGHT7の折りたたみサイズは690×330×590mm。DAHON DOVEの折りたたみサイズは630×300×550mmと、DAHON DOVEのほうがコンパクトとなっている。折りたたみサイズを重視するのならDAHON DOVEだろう。
ポジションの違い
ULTRA LIGHTはDOVEよりも折りたたみサイズが大きいが、その一方で、サドルからハンドル間までの長さはDOVEよりも長い。折りたたみ性能を重視するモデルが多い14インチ折りたたみ自転車では、比較的大柄な人でも乗れる。DOVEは折りたたみ性能を重視しているため大柄な人が乗る人にとってはやや窮屈だ。
フロントキャリアブラケットの違い
DAHON DOVEはフレームにブラケットが装着されている。ヘッドチューブに装着されているブラケットのおかげで、フロントキャリアを装備することができる。フロントキャリアはフレームに装着するため、ハンドリングに影響が与えにくい利点がある。一方、ULTRALIGHT7には装備されていない。
細かい部品の違い
RENAULT ULTRA LIGHT7は、軽量化を行うため、細かい部品の質感が高い。一番の違いはクランクで、ULTRA LIGHT7はCNCで作られたクランクを装備している。細かい部品はRENAULT ULTRA LIGHT 7のほうがよく見えるが、シートポストに関してはDOVEは通常のシートポストを採用しているのに対し、ULTRA LIGHT7は溝付の特殊なシートポストを採用している。ただ、サイクルモードで聞いた時、フレームに溝付シートポスト用のシムを入れているらしく、シムを外すと通常のシートポストを入れることができると言っていた(要確認)
ULTRA LIGHT7とDOVEを選ぶのなら、軽さ重視ならULTRA LIGHT7。コンパクトさ重視ならDOVEだろう。両車とも利点と欠点が違うのでよく考えて購入しよう。
14インチ折りたたみ自転車 Renault al-fdb140 ultra light 7とFIAT AL-FDB140との違い