ビアンキのミニベロの中で、クラシックなスタイルを採用したモデルはMiniveloシリーズ、現代的なスタイルを採用したモデルはPisaシリーズと名前が分かれている。
スポーツ自転車としての性能を持つMinivelo 8以上のモデルは、スリムなパイプを採用していてクラシカルなデザインのため、フレームはクロモリ素材を採用していると思うかもしれないが、実はアルミ素材を採用している。
あれだけクラシカルなスタイルなのにアルミ製フレームとは珍しいが、2017年モデルからはMinivelo 10はコロンバス製のチューブを採用したモデルとなったようだ。
調べてみると、コロンバスという会社はイタリアのチューブ(鋼管)メーカーで、今は鋼管だけでなく、カーボンフレームもラインナップらしているらしい。Webサイトを見るとコロンバスのチューブは様々な種類があるが、Minivelo 10のスペック表では特に詳しい表記はない。
アルミフレームのMinivelo 8もクラシックな雰囲気となっているが、Minivelo 10ではブレーキレバーからワイヤーが出ていたり、クラシックなデザインのクランクを採用していたり、BROOKSの革サドルを採用するなど、よりレトロなスタイリングとなっている。
2017年のMinivelo 10には、メインコンポーネントがTIAGRAとCampagnolo VELOCEを採用した2種類のモデルがある。両車の違いはメインコンポーネントのみの違いとなっているので、合っている物を選んだほうが良いだろう。