ワイズロードのオリジナルブランドの自転車といえばアンタレスだろう。カーボンロードバイクやクロモリロードなどがある、アンタレスの自転車で安価なモデルといえばクロスバイクだ。従来モデルは見た目はなかなか良く出来ていて、部品は値段なりだがフレームだけなら1クラス上の5~6万円の物と同等だと思った。
http://yscollection.net/uses/1107から写真を引用
このクロスバイクはKhodaa-Bloomの旧Rail700に非常によく似ていて、恐らく同じモデルだろう。値上げが多い自転車業界の中で、部品の質は落ちたが部品のコストを落とし40,000円ちょっとで買えるスピードクロスは貴重だ。そんなアンタレスのクロスバイクに、新たにNewクロスバイクが登場した。
http://yscollection.net/uses/8536から写真を引用。
Newクロスバイクはフレームからして新しいKhodaa Bloom Rail700に似ていて、ジオメトリ表も見ると明らかに同じモデルだろう。Rail700自体は良く出来ているフレームで元は軽量クロスバイクとして知られている。ただ税込み43,000円以下という低価格を実現するため、細部をコスト削減している。分かりやすいのはホイールで、リヤハブはボスフリーとギア比の選択が難しく耐久性もそれなりと考えたほうが良い。販売店も少なくワイズロードしか買えないため全国どこでも買えるわけではない。
後輪ボスフリーハブの自転車はあまり選択しないほうが良い理由 – シクロライダー
取り敢えず安く買え、自転車にハマったらカスタムベースとして使えるアンタレスNewクロスバイク。ただ、ベースとなったKhodaa-Bloom Rail700には税込み5万円ちょっとで買えるモデル「Rail700A」がある。Rail700Aは全国の自転車専門店で買え、ハブの耐久性が高いカセットスプロケットを採用し、車体重量も10.8kgとアンタレスNewクロスバイク(重量11.7kg)よりも軽く、ベル・ライト・スタンドを標準装備装備しているなど、rail700aにも利点はある。