5万円台で買える日本ブランドのフラットバーロードバイク Miyata Freedom FLAT

ミヤタのスポーツ自転車で安価なモデルと言えば、FreedomシリーズとCalifornia Skyシリーズの2種類がある。その中で、Freedomシリーズは細身のスチール製フレームを採用したモデルとなっている。街乗り系モデルが多いFreedomシリーズだが、Freedom FLATは前2段、後ろ8段と趣味性もあるエントリースポーツ自転車となっている。

フレームはクロモリ製を採用し細身のスタイルを採用している。フロントフォークはハイテン製を採用しており、ロードバイク系統で見られる真っ直ぐなデザインのストレートフォークを採用。

ブレーキはロードバイクタイプのキャリパーブレーキ「シマノ・BR-R451」を採用している。通常のキャリパーブレーキよりも少し大きいロングアーチタイプを採用しているため、28ミリ幅までのタイヤ幅は対応していると思われる。ドロップハンドル化が容易な利点がある一方で、太いタイヤが履けない、制動力は多くのクロスバイクに採用されているVブレーキよりも低い欠点もある。特に太いタイヤが履けないのは設計上の問題なので、よく考えて購入したほうがいい。

ギア比は前2段・後ろ8段のロードバイク用。軽いギアが少なく、登坂力よりも平地でのスピード重視となっている。普通の人にとってはギア比は重い。また、ギア比を通常のクロスバイクのように軽く変更するにはお金がかかる。

車輪径は700Cでタイヤ幅は25mm相当。ロードバイクと同じタイヤ幅で段差には気を使うと思う。28ミリまでは対応可能のようなので、25ミリ幅になれない場合は少し太くするのも一つ。ホイールはロードバイク風のスポークが少ないホイールを採用しており軽快感を出している。

他ブランドのクロスバイクと同じ価格帯で買える、クロモリフレームのフラットバーロードバイクなのが特徴のFreedom FLAT。前傾姿勢で細いタイヤを装着し走りとなっていて、Escape R3等のスピードクロスよりもスピード重視となっている。ただFreedom Flatは、荷台装着用のダボ穴がフレームにない、前傾姿勢が強い、タイヤ幅がロードバイク並に細いなど汎用性がスピードクロスよりも低いを考えて選ぼう。

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