自転車趣味の1つに、できるだけ軽量化を行うタイプが存在する。ロードバイク競技ではUCIの規定で重量は6.8kgを切るロードバイクは禁止されているが、今ではフラグシップモデルでは6.8kg以下のモデルは多く存在する。6.8kgでも十分だと思うが、今では改造をしたりして重量5kg台を達成するモデルも存在する。そこで重量5kg台のロードバイクはどのようなモデルなのかまとめてみた。
自転車専科 スリーナイン号(改):重量5kg
参考:www.h7.dion.ne.jp/~blue26/jitennsya.html
古いロードバイクでも、その気になれば重量5kg台に達成できるのが分かる一台。シフトレバーなどのパーツを肉抜きし、チタンやアルミボルトの使用し、元パーツがわからなくなる程いじっているのが特徴のようだ。フロントギアはシングルでヒルクライム専用とのこと。
フレームは
ANCHOR RL8(改):重量5.5kg
参考:ハルヒル第2回 vol.5 ~ 5.5Kgの超軽量ヒルクラ仕様を”たかさき自転車まつり”で拝見!~ – はじめの一歩から。
フレームはカーボンのAnchor RL8を採用し、KCNC製のキャリパーブレーキやレーコン製スプロケット、カーボンホイールなど軽さに拘ったモデル。ヒルクライム専用のため、フロントギアはシングルに割り切り、電動デュラエースの電動シフターをドロップハンドルのフラット部分に装着し、ヒルクライム時でも変速できるようにしているとのこと。
TREK Emonda SLR 10:重量 4.88 kg
世界最軽量ロードバイクで有名なのがTREK Emonda SLR 10。重量5kgを切るロードバイクで上記二台とは違うのは、改造車ではなくマスプロダクションモデルで誰でも買えるということ。カーボンチューブラーホイールなど、高価な部品を採用しているため、車体価格は160万円オーバー。上記二台はヒルクライム専用なのに対し、Emonda SLR10はフロントギアは2枚あるため、ヒルクライムだけでなく、通常のロードバイクのように走れることだ。