日本の旅する自転車と言えば、旧態化しているランドナーが有名だが、ヨーロッパ系の旅する自転車はドロップハンドルではなく、フラットハンドルを採用したトレッキングバイクが中心となっている。その中でもハイエンドモデルに採用されている変速機は、Roloff Speeddriveという内装変速機を採用しているのが多いようだ
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上記のページは、世界を旅している時に見つけた旅自転車について書いてあるが、多くの旅自転車にRoloff SpeedHubを採用しているのがわかる。
Roloff SpeedHubの特徴は内装14段変速という、通常の内装変速機ではみない変速段数だろう。通常の内装変速機の段数は3段・5段・7段・8段が一般的で、内装14段というのは殆ど見ない。Roloff Speeddriveのギア比も幅広く、外装27段変速に匹敵するのを特徴にしているとのことだ。
参考:Rohloff SpeedHub 500/14 – ローロ ワールドリカンベンツ
調べてみると価格は15~17万円以上するらしく、Roloff SpeedHubを装着したツーリング車は何十万円もするほど高価な自転車が多いようだ。個人的には気になる存在だけど、価格の高さがネックだろう。