Momentum初のファットバイクで知られているのが、iJump Rocker3-H。フレームにタンブラーラックを搭載しており、街乗り系のファットバイクに見せているが、実は8万円以下では最軽量のファットバイクだったりする。
参考:8万円以下クラスで最軽量のファットバイク Momentum iJump Rocker3-H
そんなMomentumのファットバイクだが、台湾ではMomentumブランドで別のモデルが販売されている。日本ではイオンバイクでしか購入できないMomentumだが、台湾には本格的なMomentumのファットバイクが売られている。
写真はhttp://www.giantcyclingworld.com/web/bikes_view.php?id=1890c0f7-fe20-41f6-8726-4ca3a34ff5aaから引用。
本来MomentumはGIANTの街乗り系ブランドの位置づけとなっている。そのため台湾のGIANTでは、MomentumのファットバイクがGIANT内にあったり、Momentumのファットバイクのフレームに「Powerd by GIANT」と書いてある。因みに日本向けのiJump Rocker3-Hには「Powerd by GIANT」という表記は消されている。
台湾のMomentumのファットバイクは iRide Rockerという名前で販売されており、最上級モデルが iRide Rocker 1となっている。
iRide Rocker 1にはフレームにはタンブラーラックは無く、前多段変速モデルの本格的なモデルとなっている。ブレーキはTEKTRO HD-M290油圧式ディスクブレーキがあり、シートポストのワイヤーは、まるでシートポストが上下伸縮式できそうな予感がする。一番の特徴はフロントフォークがサスペンション仕様となっていること。高価なファットバイクでもサスペンションフォークは珍しいのに、安価な ファットバイクで装着されているのはiRide Rocker 1ぐらいだろう。
現時点ではiRide Rocker 1は日本では売られていないが、もし日本で安価で販売するとしたら、激安ファットバイクの勢力図は一気に変わるだろう。