GIOSのGIANT・Escape R3の対抗馬として知られているのがMISTRAL。ロードバイク用のホイール「シマノ・WH-R501」を採用していることで有名で一般的に5万円クラスのクロスバイクにこのようなホイールを採用しているのは珍しい。そんなGIOS MISTRALは、実は埼玉サイクルエキスポで乗ったことがあるが、Escape AirやEscape RX、I Need Z-3Airのような個性は感じられなかった。4万円クラスのクロスバイク「Momentum I Need Z-3」より走りは良く、有名ブランドのスポーツ自転車としては合格点だと感じた。
今回は自分の意見だけでなく、他の人のレビューもまとめてみることにした。
ikupon.com(2015/7/5の記事)
ホイールにシマノR-501をおごるなど見た目も性能も良さげですが・・・
乗ってみると何もインプレッションが浮かんでこない(^^;
同僚に乗ってもらっても同じ。同僚曰く“これはあれだ、とても平均的な性能で日常の使い勝手が良いって事ですよ。たぶん”。
特に欠点も無く尖った点も無いので、万人向けの扱いやすいクロスバイクだと言えると思います。
こちらは自転車店員のショートレビュー。興味深いのは乗ってみると何もインプレッションが浮かんでこないということ。自分もMISTRALに乗ったとき何も浮かんでこなかったので
ぷるぐろ太の日記
any road 3は一回し漕げばどこまでも進んで、まるでエンジンがついてるのかと思う程だったけど、ミストラルはエニーロードと比較して「えっ?ここまでしか行かないか」って感じで漕がないと進まない
下り坂がはっきりわかる。エニーロードの方がスイスイ進んでた気がする
ブレーキはミストラルの方が断然効く
エニーロードは全く効かない
あとサドルがミストラルはフカフカ柔らか
エニーロードは金玉の裏が痛くなったけどミストラルのフカフカなら大丈夫かも
ミストラルの方がエニーロードより乗車姿勢は楽だけど、風が吹いたら辛そうだ
GIANT AnyRoadのほうがスイスイ進むのはフレームや部品が優秀なのだろうか。またMISTRALが進まないのは標準装備しているタイヤが、KENDA KWESTなのもあるだろう。MISTRALのブレーキはシマノ・BR-M422というVブレーキで、この価格帯で装備されているTEKTROやPROMAXなどの台湾ブランドのブレーキと比較すると、ブレーキの動きや効きは良いためブレーキに関しては良評価なのはわかるが、AnyRoad3のディスクブレーキがVブレーキよりも効かないのは問題だと思う。
GIOS MISTRAL(ジオス ミストラル)の実際の評価レビューとか。
こちらのブログはGIOS MISTRALを中心にまとめたブログ。ブレーキは普通によく効き(このMISTRALは古いモデルでシマノのブレーキではない)、サドルは比較的柔らかいようだ。ただ、サドルは雨に降られると、サドルのミシン目から水を吸うので、ズボンが微妙に濡れる欠点がある。前車はコールマンのスチールフレームのクロスバイク(2万円クラス)からの乗り換え。
GIOS MISTRAL 2016年モデルのスペック
フレーム:アルミフレーム
フロントフォーク:クロモリフォーク
ブレーキ:SHIMANO BR-M422
クランク:SHIMANO FC-M171 48/38/28T
スプロケット:シマノ 8速 MTB用ギア比
タイヤ:KENDA K-193 700×28C
追記:ホイールはSHIMANO WH-R501