GPSで有名なGarminは様々なGPSを販売している。自転車用で有名なのがEdgeシリーズという自転車専用品だ。
しかし、ブルベを行う人や、非競技者ユーザーはアウトドア用GPS「etrex」シリーズを使う人が多い。単3乾電池2本で20時間以上駆動し、荒れた場面でも耐えられるeTrexシリーズはアウトドアユーザーにとって人気のGPSだ。
そんなeTrexシリーズだが、欠点は価格。正規輸入品の日本語版モデルは非常に高価なことで知られている。
日本語版のetrex 20Jの場合4万円を超える一方、並行輸入品のeTrex 20(英語版)は2万円台で購入できるため、少なくない人は英語版のeTrex20を購入する人がいる。ここで問題になるのが英語表記と日本語地図が無いことだが、某Y氏が英語版のeTrex20を購入し、日本語化ができたのと、日本語地図を導入できたのでまとめてみた。ただ、この方法でもできない可能性があるかもしれないので保証はできません。
eTrex20英語版を日本語表記にする方法
有名なのが、台湾Garminのサイトからnuvi200_TWN_450.exeをダウンロードし、Japanese.gttを弄る方法。この方法は様々な方法があるが、etrex 20 英語版の日本語化の方法でうまくいった。
その他の参考:
Garmin etrex20 英語版 日本語化&OSM導入 : なべの旅日記
eTrex20使い方① ~メニューを日本語化する~ – Let’s have a hobby!
無料日本語地図の導入
Garminに標準で搭載されている地図は非常に大雑把な世界地図のようなものなので、別に地図を入れないといけない。有名なのがOpenStreet MapをGarmin GPS用に変換した、Garmin GPS英語版用 日本地図データだが、この地図はローマ字表記なのが欠点。そこでOSM for Garmin(http://gpsmap.php.xdomain.jp/)で、日本語のOpen Street Mapを導入。この地図は英語版の文字形式に対応した日本地図のため、日本語表記でできるようだ。今回は日本地図の等高線あり、UTF8版を導入。英語版のGarminには日本語フォントが入っていないため、日本語フォントが必須となるが、最初にetrex 20 英語版の日本語化の方法を行っただけで地図の日本語表記が出るようになった。
eTrex英語版を購入するときの注意
- 価格が安い英語版は、日本語版よりも遥かに安価なので色々な所から出ている。場所によってはただ単に並行輸入して保証をつけない所もあれば、店独自の1年保証を行っているところもあるので、購入する場合は注意が必要だ。
- 英語版を日本語化にする方法は様々あり、上手く日本語にできない場合は隅から隅まで調べることが必要で人によってはめんどくさいと思う場合もあり。日本語作業が大変だと思う人は普通に日本語版を購入したほうが良いと思う。
- eTrex Jシリーズ、いわゆる日本仕様では、日本正規品のGarminの地図を導入できるが、英語版では日本正規品のGarminの地図は使用できないようだ。GARMIN(ガーミン) 日本詳細道路地図CityNavigatormicroSD版 1088200 【日本正規品】のAmazonレビューで、USモデルでは使用できなかったため最低評価をつけている。
- Garmin eTrex20x/eTrex30xが発表されていて、近いうちに日本にやってくるだろう。今回は早期に欲しかったので従来モデルを購入した。実質的な性能がどれだけ上がったのかが気になる一方、価格の問題や英語版を日本語にする方法はどうなるか等気になる部分は多いので、注意が必要だ。
日本語にできたのと、無料日本語地図の導入ができたので、将来的にスマートフォンの地図との比較をして、メリットとデメリットを調べていきます。