使いやすさを追求しすぎたドロップハンドル Veno ボーダレスカーボンハンドルバー

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ドロップハンドルは公道で使用するにはあまり適切ではないハンドルだと思っている。ドロップハンドルで公道を安全に走る場合、補助ブレーキレバーを装着する方法やブルホーンハンドルに変える方法があるが、東京サンエスのカタログにあるVeno ボーダレスカーボンハンドルバーは、ドロップハンドルの形状を追求することによって、公道でも扱いやすいドロップハンドルを作ったようだ。Veno ボーダレスカーボンハンドルバーはこの写真だけだと、よくわからないため東京サンエスのカタログで細かい所を確認してほしい(紙のカタログでは41ページにある)。

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補助ブレーキレバーを装着することができる横握りの部分は、ハの字になっていて、おそらく長時間握っていても手首は痛くなりにくいと思われる。補助ブレーキレバーに関してはMサイズのハンドルバーにはテスタッチのエイドアームが、Lサイズのハンドルバーにはディズナ・ジェイクルーレバーが装着されている写真がカタログで確認できる。縦握りのショルダー部分は、通常のドロップハンドルでは見られない上あがりになっているため、アップライトな姿勢にすることができる。

ドロップハンドルのブレーキレバーを握る場合に関しては、ブレーキレバーの装着位置の関係で2通りの使用方法がある。ひとつは通常のドロップハンドルのようにブレーキレバーを装着する方法。(写真はカタログで確認してほしい)この場合、通常のドロップハンドルのブレーキのかけ方となるため、ブラケット部で握ると力が必要だが、上あがりの形状でアップライトな姿勢になり、下ハンドルが非常に小さいため通常のドロップハンドルよりも安全にブレーキをかけることができると思われる。2つ目は写真のようにブレーキレバーをドロップ部に取り付けて、ブルホーンハンドルのように使う方法。この場合だと前傾姿勢気味になる。

ドロップハンドルの利点でよく言われている、ハンドル位置を変えられることだが、このような形のハンドルこそドロップハンドルの利点の恩恵を受けられると思う。一番の問題は値段の高さで税抜き価格32,000円と高いことだ。個人的には低価格の金属製モデルを期待したい。

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