ランドナー系のメディアで、誰も言わないのは、自転車の本場、ヨーロッパ圏での旅する自転車のことだろう。旅する自転車の本でも、自分が読んだ限りでは日本やアメリカのツーリング自転車は書いても、現代のヨーロッパ圏のツーリング自転車の現在は誰も言わない。
これは、和食の本で、ヨーロッパやアメリカの和食の記事はあるが、本場の日本の和食の記事が無いような物だろう。なんで本場のことは書かないのかというと、自転車の本場、ヨーロッパ市場では殆どの旅行用自転車はドロップハンドルのツーリング用自転車は絶滅しているからだ。
自転車の本場であるヨーロッパ圏の旅する自転車は、日本のランドナーよりも重量級の自転車になっているみたいだ。日本では売られていないが、KogaにはRandonneurの名前がついている自転車がある。
写真はhttp://www.koga.com/koga/#4から引用。完全に実用性重視で、参考になる物は多い。価格は€ 2.199,00と日本円にして30万円する。どうやらKoga miyata時代から存在していて、Googleで検索すると定番車種のようだ。
自分も古いランドナーを所有しているから言えるけど、正直言って現在の日本式のランドナーが旅する自転車に相応しいとは思えない。自分のランドナーは、古くて悪い慣習を無視し実践仕様のランドナーにする予定だ。