株式会社ワイ・インターナショナルは、Hondaが開発した「SmaChari®」システムを搭載した新型電動アシスト自転車「RAIL DISC-e」と「RAIL ST-e」の2車種の予約受付を8月1日より開始しました。昨年発売された「SmaChari®」システムは、既存の自転車に電動アシストユニットとスマートフォンアプリを取り付けることで、手軽に電動化とコネクテッド化を実現する日本初のシステムであり、今回はその第2弾モデルとなります。
「SmaChari®」システムは、Hondaの新事業創出プログラム「IGNITION」から生まれ、高校生の通学課題の解決と自転車事故の低減を目指して開発されました。構想から4年をかけて実現されたこのシステムは、電動アシストユニットと連動するスマートフォンアプリにより、さまざまな自転車を電動化し、スマートな走行をサポートします。
ユーザーはスマートフォンアプリを通じてアシスト設定を細かく調整できるほか、AIモードを活用することで走行特性に応じた最適なアシストが自動で行われ、自然なアシスト感を提供します。
今回発売される「RAIL DISC-e」と「RAIL ST-e」は、スポーツタイプの電動アシスト自転車としては極めて軽量に仕上がっており、「RAIL DISC-e」は16.00kg、「RAIL ST-e」は15.95kgという軽さを実現しました。一般的なe-Bikeと比べて5kg程度軽量化されており、スポーティーな走行性能を持ちつつも、軽快な乗り心地を提供します。
「RAIL DISC-e」は油圧ディスクブレーキを装備し、優れた制動力を発揮します。一方、「RAIL ST-e」はコストパフォーマンスに優れ、手頃な価格で購入できるため、より広い層にe-Bikeの魅力を提供します。
「RAIL DISC-e」と「RAIL ST-e」はそれぞれ異なるデザインとカラーを提供しています。「RAIL DISC-e」は、マットダークブルー、マットダークグリーン、マットソリッドグレー、マットブラックの4色展開で、スポーティーな印象を強調しています。一方、「RAIL ST-e」はマットブラックとソリッドホワイトの2色が用意され、シンプルで洗練されたデザインを特徴としています。
これまで「SmaChari®」システムを搭載した自転車は店舗でのみ購入可能でしたが、今回の2車種よりワイズロードオンラインでの購入が可能となり、自宅への配送サービスも提供されます。これにより、より多くのユーザーが手軽にe-Bikeを購入し、体験できるようになりました。
「RAIL DISC-e」の価格は218,900円(税込)、「RAIL ST-e」は198,000円(税込)で、フレームサイズはそれぞれ400mm、440mm、480mmから選べます。8月1日より全国のワイズロード店舗およびオンラインで予約受付を開始し、8月23日から順次納品予定です。