株式会社ちゃりカンパニーは、自転車買取販売専門店「buychari(バイチャリ)」の一部店舗において、2023年12月1日から、ロードバイクやクロスバイク、電動アシスト自転車などのスポーツタイプの自転車に加え、「ママチャリ」として知られる一般車の買取と販売も開始することを発表しました。
「バイチャリ」は、国内でNo.1の流通総額と店舗数を誇る自転車買取販売専門店チェーンです。ロードバイク、ミニベロ、マウンテンバイク、電動アシスト自転車を中心に、年間約98,000点の自転車関連用品の買取販売を行っており、現在全国で23店舗を運営しています。この新しいサービス拡充は、「自転車の、次のあたりまえをつくる」というミッションの実現に向けた一環であり、より多くの自転車保有者を対象とする取り組みとなります。
同社は、リユース品の仕上げ(クリーニングと再整備)に強みを持ち、従来はスポーツタイプの自転車のリユースを主に取り扱ってきました。
日本では、年間約570万台の自転車が供給されており、そのうち約260万台がアフリカや中近東を中心に輸出されています。これらの輸出自転車の多くは、自治体によって回収された放置自転車であり、この状況は放置自転車の処分先として確立されてきたことを示しています。
円安や原材料の高騰を受け、一般自転車の価格は2018年度と比較して約30〜40%上昇し、中心価格帯は2万円台後半から3万円台前半で推移しています。リユース自転車は、地球環境や家計に優しい選択肢として、多くの顧客に利用されることが期待されています。
今回の一般自転車の買取・販売は、関西と四国エリアの以下の店舗で実施されます:大阪門真店、大阪美原北インター店、奈良店、京都八幡店、滋賀大津店、阪急塚口店、高知店。ただし、走行不可能と判断される自転車は対象外です。
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