Kuiperbelt 日本企業も参加している未来系デザインのオートバイ系Eバイク

沖縄のEバイク製造工場であるJOeBテックは9月21日にKuiperbelt、EKADA、JOeBテックの3社間における戦略的パートナーシップ正式合意を発表した。同社は、パートナシップの第一弾プロジェクトとして、Kuiperbelt社のEU向けebikeをJOeBテックより出荷するとのことだが、Kuiperbeltは、どんなEバイクを製造しているのだろうか。

 

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Kuiperbelt社が製造する予定のEバイクは、所謂オートバイ風Eバイクと呼ばれているモデルで、Kuiperbeltは他社モデルにはない近未来的なデザインが特徴だ。車体デザインは、ライバル企業が単純にオートバイのフレーム形状を模したのではなく、トライアングル形状の異型パイプを採用。オートバイ風Eバイクながら、あえてオートバイの模倣から脱出したデザインを採用していることで、オリジナリティが高いスタイリングとなっている。

同社は、カーボンニュートラルにも拘っており、廃棄物削減、リサイクル可能な材料の使用、そしてサプライチェーン全体において持続可能性の基準を高める方針を確立している。製造面ではプロトタイピングと製造パートナーと緊密に連携し、リサイクルアルミニウムとプラスチックを主体に、成形、鋳造、塗装プロセスでの材料の無駄を削減することで、持続可能な製品作りにおいて一歩先を行く形となっているとのこと。

また、パッケージと物流においても地元の店舗への配送中に電動自転車が安全でありながらも環境負荷を最小限に抑えるよう、パッケージデザイナーと専門家との共同作業で独自のソリューションを開発を行う。マーケティング活動においても廃棄物削減の基準を組み込むことで、非仮想マーケティング制作物も再利用またはリサイクルできる方針を取る。

他にも、持続可能性の専門家と協力し、年次持続可能性監査を実施。業界内での持続可能な製造、物流、およびビジネス運営のベストプラクティスについても専門家からのアドバイスを受けている。

Kuiperbeltはオプションも豊富に用意しており、スキーやサーフボードを載せてアクティビティのお供としての使い方や、サイクルトレーナーを引いて日常利用に対応している。

このようなオートバイ系Eバイクで有名なのがSUPER73だが、亜種が沢山存在し先駆車であるSUPER73ですら、亜種である中国ODMモデルと同等のレベルで亜種に埋まっている状況だ。Kuiperbeltはデザインなどでオリジナリティが高いため、オートバイ系Eバイクの世界を変えるかもしれないだろう。Kuiperbeltの日本での発売は不明。

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