近年、様々な新興企業がゴツいデザインを採用した電動アシスト自転車やEバイクを展開している。このようなワイルド系と言える電動アシスト自転車・Eバイクの元祖と言えるのが、パナソニックの電動アシスト自転車「EZ」だ。
2007年に、パナソニックはBEAMSとのコラボレーションで「BP」という電動アシスト自転車を200台限定で販売した。エレクトリックモトクロスというコンセプトで登場したBPは、他の電動アシスト自転車にはない独特な形状や、BMXハンドルを採用しており、ワイルド系電動アシスト自転車の元祖と言えるだろう。
BPはすぐに完売となり、2008年には「EZ」という名前で正式モデルに昇格。そのデザインに着目してカスタムを行う人も少なくない。
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定番カスタムと言えば、EZのBMX風ハンドルを交換して、本物のBMXハンドルに交換する事例だ。EZのBMX風ハンドルは、BMX用に形状は似ているが街乗り向けにデザインし直している。本物のBMXハンドルを装着して幅広感を出すことが可能だ。因みに上記写真のモデルは、スキンサイドタイヤや茶色のグリップやタイヤを装着することで、ストリートカスタムの感覚を出している。
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過激なカスタムの例だと、ハイライザーハンドルとバナナシートを装着する事例だろう。乗る人を選ぶが意外とEZに合っているのが面白い所だ。
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EZはデザインだけでなく、実用性も高いカスタムを行うこともできる。2023年モデルでは、純正オプションで待望の両立スタンドやフロントバスケットが登場したが、社外品のバスケットや荷台を装着している事例も存在する。
限定モデルのBPが登場して16年後になる2023年現在は、基本的なデザインは変わらないが、モーターやバッテリーの変更によりマイナーチェンジを行いつつ、現在も販売している。当初はキワモノ系の電動アシスト自転車として見られていたEZだったが、近年の電動アシスト自転車ブームで、幅広い層に人気のモデルとなっているようだ。
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