高級輸入車よりも国産スポーティーカーは高額買取傾向があり クイックネットワーク

クイック・ネットワーク株式会社は、同社が運営する愛車買取オークションSellCaで出品された1970~1980年代の車の買取状況を調査し、その結果を公表しました。177件の取引データをもとに、高額で落札された車種を上位5つ抽出したものです。

メルセデスベンツ・Sクラス
メルセデスベンツ・SLクラス

今回のデータでは、5車種の中でも3車種が輸入車で、さらに2車種がメルセデスベンツ製の高級車でした。1980年式のメルセデスベンツSクラス450SELは、走行距離は9.3万km、落札価格は約198万円。1989年式の300SLは走行距離7.4万kmで、非常に綺麗な状態で保管されていたことから、約364万円で落札されました。

フォルクスワーゲン・タイプ2

高額買取された輸入車の1つである1989年式のフォルクスワーゲン タイプⅡは走行距離が0kmで、最終的に約303万円で落札されました。

トヨタ・カローラレビン

国産車では2車種が高額買取を実現。1985年式のトヨタ カローラレビンGTAPEXの場合、走行距離は12.9万kmで事故車と評価されていましたが、最終的な落札価格は約283万円でした。

日産・スカイライン

さらに、1974年式の日産 スカイライン2000GTは、走行距離は6.7万kmで事故車と評価されていましたが、最終的には約862万円で落札されました。

今回の旧車の買取価格は、新車時の価値ではなく、現在の人気により買取価格が上下すると見ればいいでしょう。両車は新車販売時は、輸入車と比較すると比較的手ごろな価格で購入でき、トヨタ カローラレビンはドリフト族やアニメなどの影響、日産 スカイラインは、新車販売時は「ケンとメリー」キャンペーンや後の改造車による影響で、買取価格が上昇したのだと考えられます。

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