市場調査会社GfK Japanは6月8日、電動アシスト自転車の購入者に対する行動調査の結果を公表しました。
調査結果によれば、自転車専門店が電動アシスト自転車の購入場所として最も多く49%を占めました。特に男性は品揃えが豊富な店舗を選好する傾向があることが明らかとなりました。また、購入者の55%はバッテリー容量を重視することが示され、次いでデザインや本体のカラーを重視する人々が多かったとのことです。
自転車運転者のヘルメット着用に関しては、ヘルメット努力義務化が始まったことを契機にヘルメットを着用し始めた人は全体の9%に過ぎなかったとの結果が示されました。
自転車専門店で購入した人々の多くは、”自宅から一番近い”、”いつも使っているお店”、”実際の商品を見ることができた”などの理由からその店舗を選んだと述べています。一方で、インターネットを通じて購入した人々の大半は、”いつも使っているウェブサイト”や”価格が安かった”、”ポイントが付く”などの費用に関連した要因を挙げました。
購入者が自転車選びで重視した要素について調査したところ、”バッテリー容量の大きさ”を55%の人々が重視しました。次いで、”デザインのかわいさ”を重視した人々が25%、”本体のカラー”を24%、”デザインのかっこよさ”を重視した人々が23%と続きました。子供の送迎が主な目的で購入した人々は、”子供の乗せやすさ”や”アシスト力の強さ”も重要視しました。
自転車に乗る際のヘルメットの着用率については、ヘルメット着用率が全体の17%で、努力義務化をきっかけに着用を始めた人々は9%に過ぎませんでした。また、ヘルメットを選ぶ際には、”軽さ”、”通気性の良さ”、”サイズ調整のしやすさ”などが重要視されました。
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