2023年4月15日から4月16日まで開催されているサイクルモード東京2023。モダニティブースでは、参考展示としてEバイク「Cooler King Cooler Kub 250」が展示されていた。
Cooler KingはイギリスのEバイクブランド。オートバイ系デザインのEバイクを展開している。
モダニティは、オートバイ風Eバイクを展開する「マイケルブラスト」の代理店で、同ブランドにはアウトサイダーというオートバイ風Eバイクブランドも用意されている。これら、オートバイ風Eバイクはオートバイの形をした自転車だが、Cooler Kub 250は、オートバイにペダルとモーター、バッテリーを装備したような物だ。
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車体は自転車というよりはオートバイの感覚だ。公式SNSの写真を見ると大柄な人が乗ってもゆとりがある乗車姿勢となっている。動画では自走を行っているが、オートバイ扱いの750W仕様車(Cooler Kub 750)か、アメリカ仕様(アメリカではEバイクはクラス分けがされており、クラスによってはハンドスロットルで走行できる)の可能性がある。50CCミニバイク「ホンダ・エイプ50」よりも大柄な車体だ。
Cooler kubを細部まで見ると、自転車用部品を採用しているが、実際に跨ると自転車に乗っているという感覚は無い。オートバイのようにニーグリップが可能なタンク、漕ぐのを想定しておらず座るのを重視したオートバイのようなシートは、漕いで走行するのは全く向かない。
輸入代理店のモダニティ側は、Cooler Kubの分類を考えているようだ。電動オートバイとして販売する場合、展示状態ではウインカーなどが装備されていないため、新たにウインカーやバックミラーを装着する必要があるが、その場合は価格が60万円ほどになるとのこと。免許不要の電動アシスト自転車扱いで取り扱いを行う場合は型式認定を取得するようだ。
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