電動バイクメーカーが作るEバイク「FUELL Flluid-2S」 航続距離300キロ超え、Valeo製ギアボックスモーターを搭載

電動アシストスポーツ自転車(Eバイク)の世は従来の自転車ブランドだけでなく、新興企業も参入している。その1つが、電動バイクメーカーで有名なFUELLだ。

FUELLは、かつてアメリカのスポーツモーターサイクルメーカーの1つだったBuellの創業者であり、エンジニアとして知られるエリック・ビューエルと、Buell時代のチームが作り上げる電動スポーツコミューターを提案するスタートアップブランド。2024年には電動オートバイ「FLLOW」を発売する予定で、日本ではモータリスト合同会社が取り扱いを行う予定となっている。

FUELLは、Eバイク「Flluid-1」を海外で発売しており、2023年現在、新モデルであるFlluid-2Sをクラウドファンディングサイトで先行予約を行っている。

目を引くのが最大225マイル(約360キロ)と驚くべき長い航続距離。バッテリー容量は2000Whと非常に大きいバッテリーを搭載している。最大アシストでも115マイル(約180キロ)の走行が可能とのことだ。

モーターは、フランス・ヴァレオ製のモーター「Cyclee」を搭載しており、7速ギアボックスやギアチェンジの手間を省いてくれるオートマチックシフトなどを備えており、最大130Nmとトルクと強力なトルクを実現。アシスト速度は、最高時速28マイル(約45キロ)までアシスト可能。(日本国内法では原動機付き自転車扱いになる)

また、組込型コネクティビティシステムにより、自転車と常に接続された状態を維持でき、専用アプリでEバイクの位置確認やロック・アンロック、異常が発生した場合の警告などを行う。

FUELLの輸入販売元であるモータリストのサイトによると、Eバイクに関しては後継機種の開発に協力して日本仕様を導入する予定とのこと。今後に注目だ。

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