ドイツの自動車サプライヤー、Broseの電動アシスト自転車部門が、2023年2月末にベルリンの拠点で200万台目のEバイクドライブを生産したことがわかりました。
Broseは、自動車業界の確立された標準に従って作業し、製造業者とユーザーの両方が恩恵を受けるようにしていると謳っており、2023年夏には最新のドライブを備えた新しいEバイクシステムをEurobike 2023で発表する予定とのことです。
Broseのマイクロモビリティ製品部門の営業責任者、David Kaminskiは、2月末にベルリンで行われた「Ride & Feel」の顧客イベントで、この成功を発表しました。「2014年の設立以来、初めての100万台のe-bikeドライブの生産には7年かかりました。そして、わずか2年で2番目を達成しました。これは、業界が私たちの製品に対してどれだけ信頼しているかを示しています」とKaminskiは喜んで語りました。また、「さらに、消費者の間でe-bikeへのトレンドが止まることなく続いているという理由と、私たちの製品が自然なライディング体験を提供し、お客様の要求に応えているという理由があります」と語っています。Brose製モーターの生産はドイツで、使用されるコンポーネントの約89%が欧州連合からのものです。
Broseは、新しい革新的な世代のモーターで既存の成功を継続することを目指しています。「Ride & Feel」のイベントで、製造業者や販売店は、フランクフルトで開催されるEurobike 2023で、「Brose like never before」をテーマに発表する新しいドライブがどのようなものかを事前に体験することができたとのこと。新しい2つのドライブは、以前のBroseドライブファミリーのメンバーとは技術的に大きく異なるようです。ミッドマウントのモーターの1つは、よりコンパクトな寸法にもかかわらず、より高い性能に焦点を当てており、もう一方のドライブは、連続可変自動トランスミッションを備えており、自転車メーカーに新しい設計の自由度を提供し、エンドユーザーにシフトフリーのライディングプレジャーを提供することができると謳っています。
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