ファンティック モーターは11月21日、マウンテンバイクタイプのEバイクに、ヤマハ製モーター「PW-X3」搭載モデルを発表した。
ファンティックはE-MTBシリーズに関しては、ドイツ・ブローゼ製モーターを搭載したモデルを展開している。また、同社はヤマハモーターヨーロッパと関係を持っており、オートバイでは一部のモトクロスモデルでヤマハ製エンジンを搭載したモデルを展開している。
ヤマハ PW-X3モーターは、定格出力250W、最大トルク85Nm。「ゼロ・ケイデンスでのトルク」を特徴とし、即座にアシストが反応する。また、登り坂や各ライダーのニーズに合わせてアシストレベルを変更するオートマチックサポートモードを搭載していると謳っている。
また、リアスイングアームには、ファンティックのR&D部門とアチェルビスのコラボレーションによって開発されたインジェクションコンポジットストラットも採用。リアフレームの応答性を向上させ、アルミやカーボンなどの素材では実現できない形状を可能にする複合素材で作られている。
アルミフレームの「XTF 1.5」は、オールトラック、レースY、スポーツYの3モデルを用意。3モデルとも、ヤマハPW-X3モーター(85Nm)と、インジェクションストラットを搭載。
ヤマハ PW-X3モーターを搭載したFANTIC E-MTBの価格、日本発売は不明。
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