TREKは海外市場で、電動アシストロードバイク「Domane+ ALシリーズ」を発表した。
TREKは、海外市場で電動アシストロードバイク「Domane+シリーズ」を展開している。2023年モデルではTQ HPR50を搭載した「Domane+ SLR」と、Hydriveモーターを搭載した「Domane+ AL」の2モデルを用意。その中でもDomane+ ALは、3499ドル(日本円で約52万円)と、Domane+SLRよりもお手頃価格を実現した。
アルミ製のフレームにはリアラックや最大で38ミリ幅のタイヤを装着することができ、ツーリングを楽しむことが可能。重量は14キロ。参考として日本国内で販売されている電動アシストロードバイク「BESV JR1」は、アルミフレームに脱着式の252Whバッテリー、リアインホイールモーターの組み合わせで15.7キロとなっている。
モーターはHydrive リアインホイールモーター。出力は250W、最大トルクは40Nm。形状からしてFX+シリーズに似た形状のモーターとなっているが、同一かは不明。Domane+ SLRに搭載しているTQ HPR50とは、モーターの形式などが全く違うため、走行性能や感覚は違うと考えれば良いだろう。
バッテリー容量は250Whで、バッテリーの脱着は不可。航続距離は内蔵バッテリーのみの使用の場合、エコモードで88キロ、オプションである容量250Whのレンジエクステンダーを両方使用した場合、バッテリー容量は合計500Whで約177キロの航続距離となる。
参考として、TREK Domane+ SLRの場合、航続距離は360Whの内蔵バッテリーのみの使用の場合、エコモードで96キロ、オプションである容量160Whのレンジエクステンダーを両方使用した場合、バッテリー容量は合計520Whで約144キロの航続距離となる。Specializedの電動アシストロードバイクTurbo Creo SLの場合、航続距離は320Whの内蔵バッテリーのみの使用の場合、エコモードで130キロ、オプションである容量160Whのレンジエクステンダーを両方使用した場合、バッテリー容量は合計480Whで約190キロの航続距離となる(共にカタログ値で測定方法は不明)。
TREK Domane+ ALの日本国内での発売は不明。
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