軽トラの荷台に装着して仕事や遊びをアシストするラック「SPIELER RAKUTORA(ラクトラ)」

軽トラックと言えば、実用車のイメージが強いが、最近では遊びのツールとしての活用として軽トラックを使う例が出ており、様々な会社から軽トラック用のアフターパーツが販売されている。その中でもアウトドアショー「アソモビ2022 in Makuhari」で展示されていたSPIELERブランドのRAKUTORA(ラクトラ)を紹介する。RAKUTORAとは、軽トラの荷台に装着するデザイン性と機能性を兼ね備えたラックフレーム。ラックを装着することで、従来の軽トラックの荷台では難しかった多段積みや、ラック上部にルーフレールを装着することが可能だ。

軽トラック+RAKUTORAが軽ワンボックスバンよりも優れているのが、ラクトラの場合は”荷台”だということ。軽ワンボックスバンの場合、荷室と座席が分離されていないため、汚れなどが気になる遊びを行う際、荷室に載せるときの手間がかかるだろう。一方で、軽トラック+RAKUTORAの場合は、荷室と乗員が分離されているので、荷室に汚れや水があっても、乗員が乗る場所とは分離されているので、荷室に載せるときの手間が少ないという利点がある。


強度は、600キロ以上の重量物を積載しても問題なく、荷台上部に設置して就寝するルーフテントを装着しても問題ない強度を持っている。

展示会では、RAKUTORAとテントを組み合わせた仕様も展示されていた。室内は大人2人ほど就寝できるスペースがある。防犯性はキャンピングカーと比較すると劣るが、移動式テントと思えば悪くないだろう。また、テントではなくパネルを装着すれば防犯性の向上や簡易的なキャンピングカーになるだろう。

自転車の積載も可能で、公式Twitterではロードバイク2台の積載を紹介している。通常の軽トラックと比較して、ロープで固定する際も自由度が高くなるだろう。仮にルーフラックを装着することができれば、荷台上部に自転車積載ができる可能性もある。

RAKUTORAは、車体に穴をあけず本体と荷台をブラケットで接続する方法を採用している。対応車種はスズキ・キャリイ、スーパーキャリイ、ダイハツ・ハイゼット、ハイゼットジャンボとこれらOEMモデル。詳しい内容は公式サイトでの確認をおすすめする。

RAKUTORAは、軽トラックを仕事だけでなく遊びのツールとして拡張できるので面白いパーツだ。RAKUTORAの価格はフレーム一式で26万6200円(税込)から。

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