ブロンプトンは7月12日、ブロンプトン史上最軽量のE-Bike「Electric P Line」を発表した。
イギリスの折りたたみ自転車ブランド「ブロンプトン」は、コンパクトに折りたたむことができるのに加え、走行性能の高さで多くの愛好家がいることで知られている。
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日本国外では電動アシスト自転車版が販売されており、今回登場したElectric P Lineは、チタン製のリアフレームと、軽量コンポーネントを採用することで、わずか12.7キロ(バッテリーパックを装着して走行可能な場合は15.6キロ)を実現。
モーターは、ウィリアムズアドバンストエンジニアリングと共同で開発された前輪インホイールモーターで、250Wの出力を発揮する。バッテリーはフロントに装着する方法で、フロントポケットとショルダーストラップが付いたバッグに入れて収納できる。バッテリーのスペックは36V電圧で300Wh。公称航続距離は30〜70キロ。
重量は従来の人力タイプのブロンプトンと比較すると重いが、ブロンプトンの設計をそのまま活用して作られているので、折りたたみ性能は従来の人力タイプと変わらない。バッテリーをショルダーバッグの中に入れることでブロンプトンの設計をそのまま活かしつつ、比較的きれいにまとめられている。
2019年のGuardianの記事で、Bromptonは、事業の半分が2029年までにE-Bikeで構成される(URL)と発表しているため、Brompton E-Bikeはこれからも残っていくと思われる。
Brompton Electric P Lineの価格は3695ポンド(日本円で60万4000円)。日本での発売は不明だ。
関連リンク
Brompton Electric P Line https://www.brompton.com/electric-p-line