ナイトサイクリング(ナイトラン)は、夜景が美しいだけでなく、気温が低くて涼しい、車が少ないので走りやすい等のメリットがあります。特に電動アシスト自転車やE-Bikeは、人力自転車よりも少ない疲労感で快適に走ることが可能です。今回は、安全にナイトサイクリングを楽しむための注意ポイントを紹介します。
深夜に走行していると眠気が発生する
ナイトサイクリングで注意したいのが、暗い夜間を走行するため、眠気を感じたり注意力散漫になったりすることがあります。そのため、疲れている日のナイトツーリングは控えましょう。特に、長時間走行する場合は、コーヒーやエナジードリンクなど、カフェインが入った飲み物などを使って眠気を覚ますよりも、仮眠を取ったほうが集中力を回復します。
また、休憩場所は、道の駅、コンビニ、ファミリーレストラン、ネットカフェ等、安全な所を選びましょう。そして、複数人でナイトサイクリングを行っている時、メンバーが疲れているか、眠気を催しているか等、体調面でも十分に気遣いを行うことをお勧めします。
路面状態がわかりづらいので注意して走行する
ナイトサイクリングでは、周囲が暗いため路面の状態がよくわかりません。先にある道がわかりづらいことはもちろん、動物や障害物との衝突、道路の段差にはまってしまう等の危険も考えられます。
夜間走行をする際は、明かりの少ない場所は出来るだけ避ける、高性能の明るいヘッドライトを装着すると危険回避になります。また、他車から見えるようにテールライトやリフレクターを装備しておくのもお勧めします。
他にも、季節特有の事としては冬季での走行でしょう。夏場は気にする事はありませんが、秋や冬など冷え込む時期にナイトツーリングをする場合、路面凍結にも十分警戒して走行しましょう。