今では、原動機付自転車よりも多く販売されている電動アシスト自転車。今では、スポーツタイプの電動アシスト自転車「E-Bike」も登場しており、ますます注目されている乗り物だ。
そんな電動アシスト自転車だが、電動アシスト自転車特有の盗難問題がある。その1つがバッテリーの盗難だ。電動アシスト自転車のバッテリーは消耗品で中古品でも高額で売買されるため、自転車部品の中では標的になりやすい。
ここ、近年でも電動アシスト自転車のバッテリー盗難がニュースになっている。今回は電動アシスト自転車のバッテリーの盗難対策を紹介しよう。
電動アシスト自転車のバッテリーの盗難対策方法は?
電動アシスト自転車のバッテリー盗難の対策方法の1つが、バッテリー脱着用の鍵を装着したままにしない事。ブリヂストン、パナソニック、ヤマハなどの主要な電動アシスト自転車は、自転車本体に装着されている鍵(サークルロック)と、バッテリー脱着用ロックが統一されているので、自転車に鍵を挿したままで駐輪しておくと、直ぐにバッテリーが盗まれてしまう。そのため、電動アシスト自転車から離れる場合は、自転車の鍵を持ち歩こう。
しかし、鍵を外してもロックをかけた状態でも、バッテリー脱着用の鍵を壊して外していく事例もある。また、電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」の場合、車種によってはバッテリーの脱着を行う際、鍵を使用せず、工具だけで脱着できるモデルもある。このような場合、バッテリー用の鍵を使うのが良いだろう。
バッテリーの盗難防止で有名なのがバッテリーロック。ヤマハ・PASの純正オプションなどでも用意されており、様々な会社から販売されている。
J&C 電動バッテリー補助ロックは通常のバッテリーロックだけでなく、サドル盗難防止用にワイヤーも搭載している。
一部のE-Bikeでは、バッテリーの脱着を鍵ではなく工具で行うモデルもある、そのようなモデルの場合、ネジの大きさが合えば、HEXLOX(ヘックスロックス:URL)という、自転車パーツ盗難防止用ボルトロックを使うのも1つだろう。
OTTOLOCK スチール&ケブラーコンビネーションバイクロック | 軽量、コンパクト、丈夫なデザイン | サイクリ...
また、E-Bikeの簡易的なバッテリー盗難対策では、OTTOLOCK(URL)など、バンドタイプの鍵でバッテリーを縛って、鍵を壊さなくても脱着させないようにする方法も考えられる。
電動アシスト自転車やE-Bikeのバッテリーは、パワートレインの1つで非常に重要なパーツ。盗まれないように対策を立てておこう。
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