スポーツ電動アシスト自転車(E-Bike)向けシステムを販売するボッシュは7月21日、東京2020オリンピック競技大会 自転車競技(マウンテンバイク:2021年7月26日 伊豆MTBコース)で連覇を狙うスコット・スラムMTBレーシ ングチームキャプテンのニノ・シューター選手が自社のブランドアンバサダーに就任した事を発表した。
ニノ・シューターは、2016年のオリンピック競技大会で金メダルを獲得、UCIワールドカップクロスカントリー部門では7度総合優勝、マウンテンバイク世界選手権クロスカント リー部門では8度優勝、2019年に行われた東京2020大会コースで行われたテストイベ ントで優勝した東京2020大会出場選手。
ニノ・シューターは日常でも、ボッシュ製eMTB用ドライブユニット「Performance Line CX」を搭載したE-MTB「SCOTT Ransom eRide」に、スマートフォンに接続できるディスプレイ「Kiox」を搭載したモデルを愛用している。
E-MTBでの体験について、ニノ・シューターは以下のように語っている。
「私にとってeMTB は、私の自転車ラインナップの一つと して欠かせないバイクです。特に険しい登りの場面で、人力だけでは到底挑戦できない “自分の限界”に挑戦する事が最高に楽しいです。また登坂だけでなく、岩場等の厳し い地形でのアグレッシブなモーターサポートは、人力の MTB では到底体験できない、 とてもエキサイティングで新しい体験をもたらしてくれます」
Bosch E-Bike Systemを選んだ理由については、以下のように語っている。
「自分の経験を生かしてく れる革新的なパートナーと一緒に仕事をするのが大好きだからです。eBike 業界を牽引する立場であり、スコット eBikeの強力なパートナーであるボッシュは、私にとって理想的でした」
ボッシュドイツ本社でマーケティング&コミュニケーション部を統括するタマラ氏は、 今回のアンバサダー就任について、以下のように語っている。
「ひときわ優れたアスリートであるシューターが、私 たちのアンバサダーに加盟してくれました。彼は MTB、eMTB の分野で情熱を体現しています」
「彼はそれだけでなく私たちボッシュが大切にしてい る“自然や森、山と共存しながらスポーツを続けるライフスタイル”の大切さを、改めて 気づかせてくれました。」とシューターの自然への考え方に言及しました。シューターは 自然環境について、「トレイルは私たちの遊び場ですが、他方で、同じくトレイルを利用 する他人や自然環境への配慮が欠かせません。私たちは次世代へこの美しい景色を つないでいく必要があります」
関連リンク
- Bosch E-Bike System:https://www.bosch-ebike.com/jp/