ナビタイムジャパンは4月9日、自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」の推奨ルートで、車通りの多い道を回避したルート検索が可能になったと発表した。
自転車NAVITIMEは自転車用ナビゲーションアプリとして知られている。高低差グラフの確認や、走行ルート、距離、消費カロリーなどの記録、全国のサイクリングステーション検索、お気に入り地点の保存などの機能が利用可能だ。
今回の機能は、設定画面で「車通りの多い道回避」をオンにすることで、推奨ルート検索時に本機能が適用されたルートが検索される。公益財団法人日本道路交通情報センター(JARTIC)がオープンデータとして公開している、一般道路の「断面交通量情報」をもとに、車線数や、実際の走行台数などの実地調査データ等を加味した独自の基準を策定し、車の交通量が多い場合、その道路を避けたルートを検索できるようなった。
また、検索する時間帯によっても、ルートが変わり、それを反映するため、新たにルート検索時に出発・到着の日時設定をできるようになった。
大きな道を避けるルートでは「裏通り優先」ルートも提供しているが、このルートは住宅街や細街路などの裏道を積極的に利用している。それに対し「車通りの多い道回避」は、推奨ルートの中で交通量の多い道路を避けて並走する道路を利用するなど、より自然な形で、安心・安全なルートを提供できるようにしているとのこと。本機能は、有料会員(プレミアムコース、プレミアムプラスコース)の場合利用可能。
関連リンク
自転車NAVITIME iOS用:https://itunes.apple.com/jp/app/id447024088?mt=8
自転車NAVITIME Android OS用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.cycle