2021年モデル ロードバイク/グラベルロード最新情報まとめ【随時更新】

(2020年9月21日更新)2020年4月から、様々なブランドから、2021年モデルのロードバイク情報が公開されつつある。有名なのがGIANTのレーシング用カーボンフレームロードバイク「TCR ADVANCED」シリーズや、グラベルライド向けに強化してモデルチェンジを行ったSpecializedのグラベルロード「DIVERGE」シリーズだろう。

また、注目されつつあるロードバイクのE-Bike「E-ロードバイク」も増えつつある。2020年4月に登場し話題となったSpecializedの「Turbo Creo SL」をはじめ、Cannondaleからも「Synapse Neo」が登場した。この記事では、2020年春に発表したモデルや2021年モデルのロードバイク、グラベルロード、シクロクロス(E-Bikeも含む)を紹介する。

2021年モデル最新版 10万円以下のロードバイクまとめ ディスクロード等もピックアップ

ロードバイク

FELT AR

2020年6月29日、モデルチェンジしたFELT AR FRDを発売した。新しい「AR」は、「ロー・ヨーアングル・セオリー」という考え方に基づいて設計されており、ヨー角0度時に9.4%の空力性能の向上を果たしているのが特徴だ。AR FRDはフレームにUHC Ultimate+TeXtremeカーボンを用いた「FRD | Ultimate」グレードで、DuraAce Di2完成車とフレームセットを用意している。

関連リンク:プレスリリース

GIANT TCR ADVANCED

2020年4月8日、GIANTはレーシングロードバイク「TCR」のフルモデルチェンジを実施した。クラス最高の重量剛性比を維持しながらも、前モデルより空力性能を大幅に向上したのを売りにしている。ラインナップは「TCR ADVANCED SL DISC」「TCR ADVANCED SL」「TCR ADVANCED PRO DISC」「TCR ADVANCED PRO」「TCR ADVANCED DISC」「TCR ADVANCED」シリーズを用意。ディスクブレーキモデルだけでなく、リムブレーキモデルも用意している。

公式サイト:GIANT JAPAN

GIANT CONTENDシリーズ

GIANTのオールラウンドロードバイク「CONTEND」シリーズの2021年モデルが登場

TREK Emonda

TREKのロードバイク「Emonda」がモデルチェンジ。エアロフレームのデザインにより旧モデルと比較して、8%勾配の坂を1時間で18秒、平地では60秒のタイムを短縮したのを売りにしている。Emonda SLRシリーズはカラーリングのカスタマイズが可能な「Pronect One」にも対応。

公式サイト:TREK

TREK Domane AL Discシリーズ

Domane ALは、TREKのロードバイク「Domane」シリーズのエントリー価格帯にあたるグレード。今回モデルチェンジした「Domane AL Disc」は、トップチューブ上部やダウンチューブ下部にボトルケージ台座を装着するだけでなく、ロードバイクでは珍しくタイヤクリアランスを35Cまでと幅広く取っているのも特徴だ。価格は10万5000円から。

TREKからエントリーディスクロードバイク「Domane AL Disc」の2021年モデルが登場

KhodaaBloom FARNA PRO DISC FrameSet

ディスクブレーキロードバイクのFARNA PRO DISC は、フレームに弾性率を抑えたT-700カーボンを素材として使用し、縦方向の振動吸収性を高める横方向の扁平形状を多く取り入れていれたフレーム形状を採用。フレームセットでの販売となる。2020年5月発売で、2021年モデルにも継続される。

コーダブルームからエンデュランスロードバイクフレーム「FARNA PRO DISC FrameSet」が登場

KhodaaBloom STRAUSS DISC

レーシングロードバイク「FARNA SL」の後継モデルとして登場したのが「STRAUSS DISC」シリーズ。フレームは、最薄部は0.85mmと極限まで薄くトリプルバテッド加工を施したパイプで構成され、油圧式のフラットマウントディスクブレーキを採用。前160mm、後140mmローターを採用し。レースにおけるニュートラルサービスに準じた仕様となっている。他にも前後スルーアクスル、下側1.5インチの上下異径ヘッドパーツ、プレスフィットBB等の規格を採用した。ラインナップは油圧ディスクブレーキを採用したULTEGRA、105、TIAGRAの3モデルで、全車2021年モデル継続。

KhodaaBloomからレーシングスペックのアルミディスクロードバイク「STRAUSS DISC」が登場

KhodaaBloom FARNA DISC

画像はFARNA DISC 105

エンデュランスロードバイク「FARNA」のディスクブレーキモデルとして登場した「FARNA DISC」。グレードは105とTIAGRAの2モデルを用意し、どちらも油圧式ディスクブレーキを採用している。2020年5月発売で、2021年モデル継続モデルとなる。

コーダーブルームからアルミエンデュランスロードバイク「FARNA DISC」が登場

KhodaaBloom STRAUSS DISC RACE

STRAUSS DISC RACEは、自転車用ホイールで有名な「MAVIC」とコラボレーションを行ったモデル。スペックはSTRAUSS 105と同じだが、MAVIC ksyrium S Discホイールが付属する。価格は23万9000円。

ホダカ展示会2021 KhodaaBloom編 MAVICとコラボしたディスクロードや650Bホイールを採用したオールロードが登場

MERIDA SCULTURA ENDURANCE

メリダジャパンから、エンデュランスライドで活躍する新モデル「SCULTURA ENDURANCE」シリーズを 2021 年ラインナップから発売開始する。路面状況を気にせず、快適さとスピードを高い次元で両立するエンデュランスロードバイク。長めのヘッドチューブで上半身を立たせた走行姿勢や、最大 35mmのスリックタイヤを取り付けられるクリアランスを採用した。

MERIDA

 

Pinarello

7月19日にPinarello 2021年モデルが公開された。DOGMA F12のデザインを継承した「PRINCE」や、エンデュランスエアロロードバイクの「PARIS」等が登場した。

Pinarello

RIDLEY

8月上旬に、リドレーの公式サイトで2021年モデルが公開。新たな購入方法として、シマノコンポーネントが用意されたフレームセット「Bike Craft」が登場した。

リドレーの公式サイトで2021年モデルが公開 自分好みの仕様が可能な「Bike Craft」も用意

グラベルロード

NESTO KING GAVEL

NESTOのグラベルロードバイク「GAVEL」シリーズに、新たに上級モデルの「KING GAVEL」が登場。コンポーネントはシマノ・GRXシリーズで15万8000円とお手頃価格で乗れるグラベルロードだ。

ホダカ展示会2021 NESTO編 シマノGRXを搭載したグラベルロード「KING GAVEL」や新型MTBが登場

Specialized Diverge

画像はDIVERGE Pro Carbon

Specializedのグラベルロード「DIVERGE」がフルモデルチェンジ。従来よりもヘッドアングルを寝かせてリーチを伸ばし、コックピットを縮めて安定性を高め、従来モデルよりも太いタイヤが装着できる設計を採用した事により、グラベルでの走破性を重視したデザインに仕上がった。カーボンフレームモデルとアルミフレームモデルを用意し、上位モデルには独自のサスペンションシステム「Future Shock」を搭載する。

スペシャライズドのグラベルロード「DIVERGE」がフルモデルチェンジ

TREK CheckPoint

画像はCheckpoint SL 5

TREKはグラベルロード「CheckPoint」の2021年モデルを先行販売した。ラインナップはカーボンフレームの「Checkpoint SL 5」と、アルミフレームの「Checkpoint ALR 5」。45Cサイズまでのタイヤを装着できるだけでなく、Strangleholdドロップアウトを採用し、ジオメトリーの微調整やシングルスピード化が簡単なのを売りにしている。

TREKのグラベルロード「Checkpoint」に2021年モデルが登場

 

シクロクロス

Cannondale CAAD X 2

CAAD X 2は、全米シクロクロス選手権チャンピオンバイクSuperXと多くの共通点をもつジオメトリーを採用したシクロクロスバイク。2021年モデルでは、前後共に、剛性に優れるスルーアクスルエンドを採用した。コンポーネントはマイクロシフト社のMTB/グラベルバイク用コンポーネント「ADVENT X」10段変速を搭載した。

キャノンデールのシクロクロスバイク「CAAD X」に2021年モデル登場 11万円台のお手頃価格で発売

E-ロードバイク/E-グラベルロード

BESV JR1(E-ロードバイク)

BESVのE-ロードバイク「JR1」に新色「マットブルー」が追加。構成は従来と同じで、ロードバイクのデザインを採用したバッテリー内蔵型アルミフレームはアルミフォークを採用し、ドライブユニットは、BESV オリジナルインホイールモーター(定格出力 250W)。36V 7Ah(252wh)バッテリーの組み合わせで、最大航続距離138kmを実現している。

BESVのE-クロスバイク「JF1」E-ロードバイク「JR1」に新色「マットブルー」が登場【E-Bike】

Cannondale Synapse Neo(E-ロードバイク)

CannondaleのE-ロードバイク「Synapse Neo」が先行発売。Bosch Active Lineドライブユニットでは珍しく、フロントダブルギアを採用した。アルミフレームはやや起き上がった乗車姿勢にグランフォンド向けのデザインに、SAVEマイクロサスペンションを組み合わせている。ドライブユニットはBosch Active Line PlusでPowerTube 500(500Wh)バッテリーを組み合わせ、最大航続距離160キロ以上を実現した。

キャノンデールからBoschユニットを搭載したE-ロードバイク「Synapse Neo」が登場

 

Cannondale Topstone Neo Carbon(E-グラベルロード)

Topstone Neo Carbon 3 Lefty – 3Q

E-ロードバイク「Synapse Neo」シリーズで有名なCannondaleから、E-グラベルロード「Topstone Neo」シリーズが登場。ドライブユニットはE-MTBでも使われている「Bosch Performance Line CX」を搭載。700Cホイール+リジッドフォーク仕様と、650Bホイール+フロントサスペンションフォーク「レフティオリバー」を搭載したモデルの2種類を用意。

キャノンデールからグラベルロードタイプのEバイク「Topstone Neo」シリーズが登場

Specialized Turbo Creo SL(E-ロードバイク/E-グラベルロード)

 

発表して直ぐに話題となったSpecializedの軽量E-ロードバイク「Turbo Creo SL」。軽量・小型ドライブユニット「Specialized SL1.1」に、軽量カーボン/アルミフレームを組み合わせることで、従来のE-ロードバイクよりも軽量なE-Bikeに仕上がった。モーターアシストのトルクを少なくし、軽さと高速域の軽快さを重視し、従来の人力ロードバイクに近い走りを実現した。

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