多種多様なクロスバイクの中でも舗装路を高速走行がメインのスピードクロス。通常のクロスバイクよりも舗装路を快適でスポーティに走行でき。ロードバイクよりも前傾姿勢が緩い車体設計に、一般的なロードバイクよりも太い28ミリタイヤを装着しているのが特徴だ。
舗装路を軽快に走行できる自転車と言えばロードバイクを思い浮かべるだろう。ロードバイクとスピードクロスバイクの違いは、スピードクロスバイクは安定性を重視していることだろう。ロードバイクよりも長いホイールベースは、直進安定性が高くて低速域も安定して走行できる。ハンドル位置もロードバイクよりも高く、荷台や泥除けの装着が可能だ。スピードを追求するスポーツライドよりも、街乗りやサイクリングで軽快に走りたい人に向いている。
TREK FXやブリヂストンサイクル CYLVA Fシリーズ等一般的なクロスバイクとの違いは、ロードバイクに近いほどタイヤが細く、車体が軽いため舗装路で軽快な走りを楽しめる。
4万円台で購入できるのが売り「サイクルベースあさひ プレシジョンスポーツ」
4万円台で購入できるクロスバイクとして有名なのが、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツ。2019年秋にモデルチェンジを実施し、スポーク数の少ないフロントホイールにタイヤなど軽量パーツを採用し、車体重量11.4kg(※フレームサイズ470mm。サイドスタンド約0.4kgを含めている)と、従来モデルより約1.0kgの軽量化を実現。車体サイズ(服のサイズに相当)も、3種類4万円台で購入できる貴重なスピードクロスバイクの1つだ。サイドスタンドも標準装備しており、買ったままで街乗りにも対応している。カラーリングはコーラルオレンジ、ライムグリーン、ピーコックブルー、ホワイト、マットブラックの5色。価格は44,800円(税込み)
長年のベストセラースピードクロスバイクGIANT Escape Rシリーズ
2000年代に登場し、ベストセラークロスバイクとして注目されたEscape Rシリーズ。現在は、主力車種をEscape RXシリーズに移行しつつ、手頃な価格で購入できるクロスバイクとして、今でも販売されている。2020年モデルは、ディスクブレーキを装着したEscape R Discや、ドロップハンドルを装着したEscape R Dropが登場した。
Escape R3は、かつての定番クロスバイクEscape Rシリーズを受けつぐスピードクロスバイク。軽量で低コストで運用可能なVブレーキを搭載している。カラーリングはマットエメラルド、ブルートーン、レッド、ホワイト、ブラックトーンの5色。価格は52,000円(税抜)。
Escape R Discは、Escape R3にシマノ製油圧ディスクブレーキを搭載したモデル。Vブレーキよりもタッチが軽く、雨など悪天候の場面でも安定した制動力が保てるのが特徴。カラーリングはマットイエロー、シルバー、ブラックトーンの3色。価格は62,000円。
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GIANTらしさをつけて独自の位置に「GIANT Escape RXシリーズ」
GIANT Escape Rシリーズの実質的な後継車が「Escape RX」シリーズ。フレームデザインはEscape Rシリーズよりもシャープで、よりロードバイクを意識した設計を採用した。シートピラーは、路面からの衝撃を逃がすD型断面形状「D-Fuse」シートポスト。価格は65,000円(Escape RX3)から110,000円(Escape RX1)まで。油圧ディスクブレーキを搭載したEscape RX Discも用意している。
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購入しやすいスピードクロスバイク「NESTO VACANZEシリーズ」
4万円台で購入できる貴重なスピードクロスバイクのもう1台がNESTO VACANZEシリーズ。NESTOには自転車専門店向けのプレミアムモデルと、量販店向けのスタンダードモデルの2種類があるが、VACANZEはスタンダードモデルに位置する。VACANZE2は、フロントギアを1枚にした街乗り向けモデルで価格は39,000円。
VACANZE1は、フロントギアを他のスピードクロスバイクと同じく3枚用意し、サイクリングから長い坂道まで対応したモデル。タイヤはスピードクロスバイクの中では、やや太めの32ミリ。また、タイヤのグレードをこの価格帯では使われていない「MAXXIS デトネイター」という1本4,000円以上するタイヤを採用。リアスプロケットは7段と少ないが、ライト、スタンド付きで46,000円とお買い得なクロスバイクだ。
NESTOのクロスバイク「Vacanze1」と「LIMIT2」は何が違うのか? https://t.co/Njb7PPL7ZE #自転車 @CycloriderJapanさんから
— CycloRider (@CycloriderJapan) January 16, 2020
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コストパフォーマンスが高いスピードクロスバイク「NESTO LIMITシリーズ」
NESTO LIMITシリーズは自転車専門店向け「プレミアムモデル」の中のスピードクロスバイク。その中でもLIMIT2はフレームサイズ480mmで10㎏を下回るクラス最軽量モデル。フレームはVACANZE2と同じだが、リアスプロケットの段数を8段にしたり、シマノ製Vブレーキを装備するなどアップグレードし、VACANZE2と同じく、この価格帯では使われていない「MAXXIS デトネイター」というタイヤを採用。タイヤ幅は28ミリと舗装路での爽快感を重視している。ライト、スタンドも標準装備して50,000円(税抜)はお買い得だ。
NESTOのスピードクロス LIMITシリーズを解説 ライバル車との違いも紹介 https://t.co/QROpy2zyPT #自転車 @CycloriderJapanさんから
— CycloRider (@CycloriderJapan) January 16, 2020
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「Khodaa-Bloom RAILシリーズ」
ロードバイクで有名な「Khodaa-Bloom」ブランドが作るスピードクロスバイクがRAILシリーズ。他のスピードクロスバイクよりもロングホイールベースを採用することで、安定性をより重視したスピードクロスバイクだ。特に注目なのが軽さ。フレームは重量1350gと軽量で、上位モデルのRAIL700SL(税抜87,000円)車体重量8.7kgを実現した。最上級モデルのRAIL LIMITED(税抜140,000円)は7.8kgを達成している。価格は48,000円(RAIL700A)から140,000円(RAIL LIMITED)まで(いずれも税抜)。
軽量スピードクロスバイク Khodaa-Bloom Rail700シリーズを解説 https://t.co/kL6WWXtuFB #自転車 @CycloriderJapanさんから
— CycloRider (@CycloriderJapan) January 16, 2020
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MERIDA GRANSPEEDシリーズ
メリダのクロスバイクの中でもGRANSPEEDはスピードクロスバイクに位置づけするモデル。ロードバイク風のフレームデザインとロゴに加え、32ミリ幅のタイヤでスピードクロスバイクの中では少し太めのタイヤを採用している。ブレーキは全モデルディスクブレーキを搭載。価格は79,900円(GRAN SPEED 80-MD)から117,900円(GRAN SPEED 300-D)まで(いずれも税抜)。
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