パナソニックの電動アシストスポーツ自転車は、2つの系統に分かれている。1つはXシリーズ。高回転で漕いでもアシストが追従するスポーツドライブユニットを採用したシリーズで、オフロード走行を楽しめるXM1・XM2と、スポーティに走りたい人に向いているXU1に搭載されている。
2つ目はシティサイクル用ユニットを搭載したモデル。主にハリヤ、ジェッターに搭載されている街乗り用電動アシストスポーツサイクルだ。スポーティなライディングよりも、トルクでゆったりと進む仕様でXシリーズよりも低価格で購入できる。
2018年9月発売予定のベロスターシリーズは、シティサイクル用ユニットを搭載した街乗り用電動アシストスポーツサイクル。ハリヤやジェッターとの違いは、街乗り用に扱いやすくした部品チョイスと手頃な価格だ。
ベロスターは、700Cという大径車輪を採用した「ベロスター」と、20インチの小径車輪を採用したベロスターミニの2種類がラインナップ。
ベロスターシリーズは、音鳴りやローメンテナンスに対応したシティサイクル用ブレーキ(前:サイドプル形キャリパーブレーキ。後:ローラーブレーキ)を採用。また、服が汚れにくくするための泥除けや、前カゴが簡単に取り付けられる前荷台、簡単に鍵をかけられるリング錠を装備し実用性もある。変速は外装7段変速を採用した。
ベロスター、ベロスターミニ両方とも価格は95,000円(税抜き)。日本ブランドの電動アシスト自転車では10万円を切る貴重な電動アシストスポーツ自転車だ。街乗りメインでスポーティなデザインを採用した電動アシスト自転車がほしい人に合っているだろう。